彼女だったケリーと別れて11ヶ月が過ぎたカーターは心機一転のため8ヶ月前に仕事を辞めたものの、いまだに仕事も住む家も見つけられずに淀んだ日常を送っていた。
そんなカーターを見かねた友人はケリーに電話するように勧めるがカーターはケリーの電話番号も知らなかった。昔の知り合いに尋ねてみてもケリーの連絡先を知るものはいず、途方にくれているところ、地下鉄の中で偶然ケリーの兄であるアーロンを見かける。
ケリーの連絡先を教えてもらうためにアーロンの頼み事を聞いてテリーという女性に手紙を届けに行くことになったカーター。しかしそこでテリーはカーターをベビー・シッターと勘違いして家を出て行ってしまいカーターは手紙を渡すことができない。その上泣き出した赤ん坊をあやそうと抱き上げ、そのまま車に乗っていきそうなテリーを追いかけようとマンションの外に飛び出したため、赤ん坊ごと部屋から閉め出されてしまう。他の住人に助けを求めるが不審者と疑われ、警察を呼ばれてしまう。
元々が12分のショートムービーなので設定と展開の突飛さは否めないものがあるかもしれないけれども、十分に面白く可愛らしい映画だったと思う。
チャーリー・コックスとジョディ・ウィッテカーの組み合わせがめちゃくちゃ良くて見終わった時にはすっかり和んでしまった。
自分が気に入ったらもれなく🍅とかの評価は低くてこれも例に漏れずではあるのだけれども、見ている間、終始ニッコニコでいられたので良いのです。