ケネディ大統領が暗殺された後、副大統領だったリンドン・B・ジョンソンが大統領となり、翌年の大統領選に至るまでのお話。
公民権法に署名した大統領で、この法によって人種差別制度はすべて連邦法で禁止され公共施設での人種差別は全て撤廃されることになった。
公民権法を通すまでと通してからの苦労をみれば、なるほどこれは老練な政治家でないととても成し遂げられないことだよなぁと。
南部出身の大統領が公民権法を成立させたんだんだなぁとちょっとビックリ。
というか民主党って元々南部よりというか奴隷制度を支持し、人種差別制度の撤廃を渋っていたほうだったんだということになんだか驚いてしまった。
てっきり共和党がそっちの役割なんだとばかり。
かなり強烈な性格な人だけれども「政治家」の思考法みたいなものがわかりやすく描かれていて興味深かった。
言うことに抵抗感を感じても、目指すところは同じなんだというところとか。
老練、老獪、百戦錬磨の猛者のかっこよさみたいなものをすごく感じた。
実のところ渋い内容で自分の言葉で語るにはまだ消化が全然追いついていないのだけれども、この映画をたたき台にこのあたりのことも勉強していきたいと思う。
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️/5
🍅: 87%