So Be It

見た映画やドラマでFilmarksにない作品の感想と覚書。時にネタバレを含んでいますのでご注意ください。

ベルヴィル・コップ (Le flic de Belleville)

 お母さんからの電話の着信音は”サイコ”。 

 

 

 スリを取り締まる刑事ケイタはインターポールの刑事リンと結婚して新生活をスタートさせようと住まいを探していた。しかし、ケイタは母親にまだ結婚のことも自分が家を出るつもりであることも話せていない。リンはケイタの本気を疑い大喧嘩する。そんな時、幼馴染がケイタの目の前で殺し屋に殺されてしまう。幼なじみを殺した犯人を突き止めるため、ケイタは母親を連れてマイアミに飛ぶ。

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ケイタの面倒を見るよう上官から命じられるのがラテン系アメリカ人のガルシア刑事。

最初は反発し合う二人だが、ケイタの事情を知り、ケイタの捜査に協力するようになる。

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最終的にはフランス語が母国語で英語とスペイン語も話せるアフリカ系フランス人の刑事ケイタと英語(母国語)とスペイン語を話せるラテン系アメリカ人の刑事のガルシアとBétéとManinkaのいずれか(母国語)とフランス語と英語が話せる西アフリカのダロアの刑事オマッサとが協力して麻薬の密売ルートを潰すことになるのだけれども、ダロアとアメリカは何やら協定を結んでないとかでガルシアがどうしても銃を持たせてもらえないのがおかしかった。

どんなに危ない場面であってガルシアが銃を持とうとしたらオマッサに怒られるのがもうおかしくておかしくて😂

 

マイアミで捜査のためにパーティに潜入することになったケイタとガルシア。

スーツ選びの時、ケイタが黒のスーツを選ぶのだけれどガルシアがそんな地味な色はダメだとツッコミを入れたら「パリとマイアミ、ファッションの中心はどっちだ」って😂ぐうの音もでないわけなんだけれど、なんかすごいなーって。

イタリア人とフランス人だったらこの流れでどんな会話になるんだと。

 

ケイタもガルシアもお母さん思いで、お母さん込みで食事をするとか、なんかすごく新鮮だった。

ケイタは映画が大好きなので色々と映画のセリフを引用するのだけれども、「Bad Boys」だけはちゃんとわかったので嬉しかった!

 

"We Ride Together, We Die Together"

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 ちょっと緩い感じは否めないんですが、でも面白かったです。

 

 私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️/5

🍅: −

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