私には珍しくクリエイター追いにての視聴。
10年前にカルト教団から脱出した兄弟は日常生活になかなか順応できないでいる。
そんな時、教団からテープが届き、それを見た弟は教団を訪ねたがる。
それで納得するならと兄も渋々承知する。
局地的タイムループがこれまた周期もバラバラに各地で起こっているっていうカオス。
地理的に隣り合っているように見えても、ループの周期が違う空間に入っていればそちら側のことは見えない。
タイムループはしても記憶はどうやらしっかり残っていたりするようなので、死をゴールとしてループを繰りかえしているなら、ループの数だけ死ぬのは嫌だなぁと。
慣れるとかって言ってたけれども、どうなんだか。
かなり短期周期でループを繰り返している首吊りおじさんが他の死に方でループを逃れようとして兄弟に頼んでループを抜けようとするんだけれども、姿が画面から消えて銃声がして、ほどなく「くそっ」というぼやきだけが聞こえた時には「あ、だめだったんだ」と大笑いしてしまった。(ごめん、おじさん)
ループの周期が色々あるというのは分かったけれども、おじさんの首吊り死体とおじさんが同時に存在するというのはどういう状況なんだろう。
高速ループしてるってことなのかな???
いやでもそれだったら兄に説明する間もないか。
あの兄弟も脱出できたようで、実は長期的ループを繰り返しているんじゃないかという気もしないではないんだけれども。
現象の正体は謎のまま。 でもそこで腹は立たないくらいには面白かった。
「キャビン・イン・ザ・ウッズ」という映画の続編だったということなので、こちらも見てみたい。
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️/5
🍅: 92%