So Be It

見た映画やドラマでFilmarksにない作品の感想と覚書。時にネタバレを含んでいますのでご注意ください。

Murdah Loves John

イドリス・エルバが元々DJだったというのをすぐに失念してしまうんですが、そう、この人元々DJなんですよ!(←自分に言い聞かせている)

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最近深夜にNHKが「Luther」の再放送をやっていて、なんだか久しぶりに見直したくなりまして、シーズン1から見直しているんですが、驚いたことにシーズン1はイドリス・エルバしか黒人のメインキャストがいなかったんだなぁと。

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以前見た時はそういう意識が全く欠けていたのですが、なんというかそれを意識し出すとジョン・ルーサの立場の危うさが増幅して、もうなんか涙目になってくるんですが。

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ジョン・ルーサと猟奇的殺人犯(っていうのか?)アリスの不思議な友情以上恋愛未満のような関係がいい味出しているこのドラマですが、初めて見た時はルーサのことを単に”ルールに縛られない型破りな刑事”という認識だったんですが、黒人ということを意識し出すと、組織の中でいかに彼が孤立しやすい立場なのかということが見えてきて、余計にルーサに感情移入しまくって見ています。

 

で、イドリス・エルバが自分が俳優として関わった作品のなんというかサウンドトラックっぽいアルバムを作るのが好きなのをなんとなくは知ってはいたんですが、「Luther」も作っていたんですねぇ。

 

で、ルーサの生い立ちみたいなMVを見つけて、なんかまた「ルーサぁ、エグエグ😭」みたいになっておりました。

 

というわけでペタリです。(は?)

 

 インタビューも見つけました。

 

俳優としてキャラクターにアプローチするときに音楽の力をよく借りるので、これは俳優として自分が演じたキャラクターのサウンドトラックを作ったものという。ロンドンで生まれ育ったイドリス・エルバにとって「Luther」に出てくるロンドンは自分が生まれ育った場所でもあり、ロンドンの音楽をたっぷり聴いて育った。自分なりのロンドン愛を込めたかったとか。

ネルソン・マンデラのアルバムも作っていて、「ネルソン・マンデラを演じるのはどういう感じとよく聞かれるけれど、言葉で説明するのは難しくて、このアルバムはその答えに違い感じ」とか。

 

NYで車の中で生活しながら俳優としてのオーディションを受けつつなかなか受からなくて、4年目で貯金を使い果たし、DJをしてお金を稼ぎつつ、オーディションを受けていたとか。28歳のある夜、車の中でポケットの中に10ドルしかなくて、もうダメだと思った翌日が「The Wire」のオーディションだったとか。

 

「Luther」のオフィシャルのサウンドトラックについて話しているイドリス・エルバのインタビューもついでにペタリ。

 

オープニング

Paradise Circus

Paradise Circus

  • マッシヴ・アタック
  • ポップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 

おまけ:こちらはゲスト出演したMV。