寝落ちしなかった奇跡、パート2。
イドリス・エルバが出演しているからということで見てみましたが、これまたどえげつなく睡魔に引っ張られまくった映画でした。
宣教師だった主人公キャサリンがスーダンの布教先で夫と娘を現地の人たちが信仰する宗教で生贄として殺されてしまい、そのことがきっかけで迷信を科学的に検証しその嘘を暴く迷信ハンターな大学教授になる。
ある時、ヘイブンという村の川が真っ赤に染まって川魚が大量死したその謎を探ってほしいという依頼を受け、助手のべんと共に現地へGO。
川が真っ赤に染まって大騒ぎとなった田舎町ヘイブンには長男長女と白人しか存在しない街。長男長女しかいないっていうのは言われなきゃ全然よくわからなかったけれども白人しかいない街っていうのは一目瞭然。
キャサリンの助手ベンをイドリス・エルバが演じているわけなんですが、もう血に染まった川とか悪魔よりも、この街で唯一の黒人であるベンがこのヘイブンの白人の皆さんに吊るされるんじゃないかとそっちの方がとっても恐ろしくてハラハラし通しでした。
ベンは迷信ハンターキャサリンの助手ですが、とても信心深かったりします。
途中、ベンが悪魔の手先なんじゃないか的な疑いを醸し出したい意図があるっぽいショットとかキャサリンとイチャコラしたようなしなかったような謎めいたショットがフラッシュバック的にはさみこまれたりするんですが、よしんばベンが悪魔の手先であるならそれはそれでこちとらベン👿を全力で応援する気満点です。でもベンが悪魔かもしれないという脅威よりも、ベンが悪魔憑きとかって言いがかりをつけられて、ヘイブンの住人に吊るされるのではないかという心配の方がはっきり言ってでかいです。
ベンよりも遥かにダグ(デビッド・モリシー)の方が怪しいんですが、これがイドリス・エルバに肩入れしすぎているせいでそう感じるだけなのか、そのように描かれているのか眠すぎて判別がつきませんでした(おい)。
結局のところヘイブンの住人は迷信深くはあってもレイシストってわけではなかったようで、肌の色のせいでベンがひどい目に遭うことはなかったんです。ヘイブンの住民のみなさん、こちらこそとんだレイシストぶりを発揮してしまいましてすみませんでした。
でも、ホラー映画に出てくる黒人あるあるが適用されて結局ベンは最後まで生き残ることはできませんでした。
悲しい....
大量イナゴのシーンで撮影用にイナゴをやけくそのように用意したとき、現場にいた全員かなりどん引いた感じだったそうなんですが、イドリス・エルバが冗談でそばにいた助監督にイナゴを口の中に入れたら50ドルやるよって言ったら、助監督ってばなんの躊躇いもなく一匹つまんで口の中に入れちゃったそうな。でもって、イナゴさんは助監督の口の中で動いていた、と。で、助監督それをまたこともなげに口の中から取り出してみせたと。これまで見た中で1番グロい瞬間だった...とイドリス・エルバ談😅
監督のスティーヴン・ホプキンスを検索してみたら、ジャマイカ生まれイギリス育ちの人でインタビューを読んだら人種問題を深刻に受け止めている人という印象。この映画からは想像もできなかったけれども...
うーん、なんかよくわからないから、ちょっとそっとしておこう。
追記:
この監督の作品ということでこの次に見たのが「栄光のランナー/1936ベルリン」。
もしかしたら、この「リーピング」でも白人至上主義や狂信者の怖さみたいなものを描きたかったのかな?
といってもう一度見直したいとは全然思わないけれども...。
私の好み度: ⭐️/5
🍅: 8%