世知辛さに負けない。
「この映画めちゃくちゃいいやん!名作!!!😭」と私が思った映画はもれなく🍅評価が地を這うルールがここでも発動。
えええええー、めちゃくちゃいい映画だと思ったのにー!!!
ジェシー・アイゼンバーグは本当に作品の選び方が上手いなぁというか、ジェシー・アイゼンバーグだからこそこの面白さが醸し出せたような気もするし。
トレーシー・モーガンの味も今回ようやく理解できたような気がいたしました。
なるほどこの人いい役者さんだなぁって。
まぁ少々慌ただしいのですが、でもよくまとめたなぁと。
ボストンの音楽学校に学校推薦で入学できるかもしれないイーライにとって大切なオーディションの日。イーライには薬物依存症の母親と靴下人形が親友の妹ニコールがいる。イーライは家族思いで、日々2人の世話で忙殺されている。そんな彼が自由になれる瞬間、それがピアノをひいている時だ。
イーライは薬物依存症の母親ベニーをリハビリセンターに入院させようとするが、陰性であることから拒否される。
入院したければドラッグをやってこいと医者からアドバイスを受け、リハビリセンターに入れるようドラッグを買いに行くことに。
しかし、ドラッグディーラーのスプリンキーズはドラッグを切らせており、入手しようと取引をまとめようとしているところだったが、スペイン語が苦手だったためなかなか話が進まない。スペイン語が堪能なイーライは通訳として取引現場に同行することに。
めちゃくちゃ頑張っているし、めちゃくちゃ忙しいのだけれどもそれが日常で自分がやるしかないのだからしょうがない。
イーライは合理的で、ぐずぐず文句を言っている間に、どうにか目の前の問題を片付けてしまおうと自ら動くタイプ。
もう本当にギリギリ限界まで彼は物事をどうにかしようと頑張る。
泣き喚くこともしない。
泣き喚いても何も解決しないことはわかっているからだ。
現実は本当に容赦なくってどうやっても切り抜けられないんじゃないかと絶望的な気持ちになることも多いんだけれどそれでもどうにかこうにか自分なりに知恵を尽くして生きていくしかない。
そんな中でちょっとした元気をくれる、夢物語。
どのみち世知辛い世の中なんだから映画でぐらいこのくらいの夢をみたい。
にしても、依存症の治療のために施設に入りたいのに入るためには薬物テストで陽性にならないと入れてもらえないというなんと言うかなんとかならないのかな😅どうにも本末転倒しているような😅
しかし、邦題の「ファンキーランド」って???
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️/5
🍅: 25%