So Be It

見た映画の感想。時にネタバレを含んでいますのでご注意ください。

ナッティ・プロフェッサー2 クランプ家の面々 (Nutty Professor II: The Klumps)

なんの戦いなんだこれは。

 

 

 いやもう凄まじいとしかいいようがなかったですよ。

 この別人になるためのメイクは3〜4時間かかるってそれに耐えるのが辛かったって言ってるくせに、1人7役って!

 しかもほぼ対自分とのシーン!

 どう考えたってキツい仕事になることは考えるまでもなくあきらかだったのに、それでも「当時誰もやってないことだったからやってみたかった」と、自分への挑戦というか、もはや修験者の領域に入ってるとしか思えないよ、エディ・マーフィ!

 

 40歳目前ということもあって自身の限界にトライしてみたくなったとかなのかな。

 よく出演承諾したなぁと。

 撮影は84日間かかったというけれど、そのうち70日ぐらいは毎日3~4時間のメイクに耐えていたっていうんだから、自分に課した荒行としか!!!

 

 だってこれやろうって言った言い出しっぺはエディ・マーフィじゃないんですよ!

 「クランプ家中心の話の続編興味ある?」と尋ねられて、「ナッティ・プロフェッサー」の中でも家族での食事のシーンが一番好きという反応をよく聞いていたので、面白そうと思ったから了承したって。

 確かに教授の家族のインパクトって凄かったけれど前回2シーンしか出ていなかったなんで意外も意外!

 元々シャーマンの家族は他の俳優をキャスティングすると監督が言っていて、エディ・マーフィが自分でやりたいって言って。

 それでもスタジオ側にカットされそうになったから、監督が慌ててエディ・マーフィに電話してスタジオを説得してーって頼んで、かろうじて残されたシーンだったとかで。

 そしたら、このシーンばっかり何度も何度も繰り返し見ているというリアクションがいっぱい帰ってきて、だったらたっぷりお見せしようじゃないかという発想だったらしいのだけれども。

 

 シナリオはグダグダだし、下ネタ連打すぎるし、無駄に長いし、なんだかもう本当にどうしようもないんだけれども、パーツ、パーツでは笑えるし、時にホロリとさせられたりもするし。

 

 エディ・マーフィだってことを忘れるというか、きちんとそれぞれのキャラクターがリアルに”存在”しているようなレベルに達しているので、エディ・マーフィの職人芸恐るべしとしかいいようがない。それだけに、なんというかこれをもっと上手く活かしてあげられる方法はないのかと歯痒さを感じてしまうというか。

  マーロン・ウエイアンズも1人で多キャラよくやってるし、スタンダップ・コメディアンとしてはどうしたって登りたくなる山みたいなものなのでしょうか。謎めきます。

 

 

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私の好み度:⭐️⭐️/5

🍅: 26%

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