トニー・スコット監督の特色がいい匙加減にブレンドされた極上の一品。
ネイサン・ミュアーがCIAを退職する日の出来事。
ネイサンが育てた工作員トム・ビショップとの馴れ初めからスパイとして訓練し、共に任務をこなし、そして決裂。
2人の履歴を現在進行形で進むネイサンによるビショップ救出作戦と並行しながら見せるっていう。 フラッシュバックの魔術師とでも言いましょうか。
無意味なシーンなど一コマたりとも存在させないトニー・スコット監督らしく、凄まじい情報量を怒涛のようにインストールしてくる手腕はさすがな感じで。
ネイサンとビショップの擬似親子関係的絆がめちゃくちゃかっこよくて、語りたいことも別にない感じ。
ハードボイルドとトニー・スコット監督はとっても相性がいいと思うんだけれど、それってきっとトニー・スコット監督がすっごくロマンティストだからなんだろうなぁ。
視聴後感の良さも格別!
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️/5
🍅: 66%