So Be It

見た映画の感想。時にネタバレを含んでいますのでご注意ください。

Ray /レイ (Ray)

面白かった!

Ray / レイ (字幕版)

Ray / レイ (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 レイ・チャールズというと「ブルース・ブラザース」を思い出すぐらいで他に思いつくことはなかっただけに、レイ・チャールズの半生を描いたこの映画はとても面白かったです。

 

 クィンシー・ジョーンズ少年が登場した時はビックリというかあんまり並べて考えたことがなかったので。こんな段階で人生が重なっていたのかと。

 黒人というだけでも生きるのが大変だった時代。

 子供の時に病気で徐々に視力を失い失明してしまうというのはとんでもなく恐ろしかったと思う。 目が見えなくなったことで聴覚がより敏感になり、音楽の才能が開花していく。でも失明する以前から音楽が好きだった。

 

 一番驚いたのは子供の頃に目の前で弟さんが水死してしまう場面。

 まさかすぎて驚いた。

  何度も何度も思い出しては繰り返し自分を責めてしまうのも当然なんだけど、まさかあのシチュエーションで死んでしまうとは子供だと思い至れないんじゃないかな...。子供は何をしでかすかわからないから目を離しちゃダメっていうのをつくづく痛感。

 

 あとマリファナからヘロインへ。いきなり注射で接種というのも驚いた。

 それともヘロインには「嗅ぐ」過程はないんだろうか。 たまたまマリファナについてのドキュメンタリー「Grass Is Greener」をネトフリでみた後だったので、複雑な気持ちがした。

f:id:Miyelo:20210529025054j:image
 マリファナはジャズの文化の一つだったっていう話からはじまって、麻薬に対する法機関の対応が厳しくなっていく歴史背景みたいなのが説明されていくのだけれども、いつの間にか麻薬戦争と‘戦争“と呼ぶことで取り締まりが過激になっていったことや報道の仕方で”恐ろしいもの’というイメージがどんどん強くなっていったその仕掛けとか、ちょっとかなりショッキングだったというか。

 スヌープ・ドッグ曰く、「狭い部屋に仲の悪い人間が5人いてアルコールを飲めば喧嘩になるがマリファナを吸えばリラックスするので喧嘩にならない」そうで。マリファナ、コカイン、クラックなどを一緒くたにして危険なドラッグとして語ることで見えなくなるものがあるというような...って、決してドラッグを推奨しているわけではないですよ!

 天才アーティスと麻薬は切り離せないみたいな間違ったイメージを強めることで起こる弊害みたいな話もあったので、この場合はどうなんだろうと気になったというか、それだけのことなんですが。(すみません。うろ覚えの記憶で語っていいドキュメンタリーでは全然なかったです💧)

 

 レイ・チャールズは最終的にきちんと麻薬断ちできたそうなので本当によかったなぁと。

 

 差別に反対を表明してコンサートを拒んだ途端に州を追放されるというのも強烈。

 その決定を下した議会はどういう心理状態だったんだろう。

 人としてそれはおかしいという気持ちは微塵もわかなかったんだろうか。

 

私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️/5

🍅:79%

www.imdb.com