オマール・シー出演作品攻略の一環で見ました。
だから冒頭で彼が入っていた建物で銃撃戦と爆発が起こった時には「死んだ?死んだの?あ、死んだ...んだね」と冒頭5分も経過していなかったんじゃ無いかと思うんですが、そこからすっかり見るモチベーションを失っての視聴。
まぁ俳優追いで映画見ていれば別に珍しいことではないのだけれども、この映画なんというかまぁ雑というかザルというか。
トムとアナ夫妻はが祖母からロンドンの郊外に古い屋敷を相続したためシカゴからロンドンに移住してきた。屋敷は古く手入れする必要があり、改装が完了するまでとロンドンのアパートに住んでいた。夫婦には一度流産の経験があり、再び子供を持とうと「スシ・デイ」と名付けて努力しているのだけれどもうまくいかない。お金さえあれば体外受精ができるのにねぇと友達に心配されたりする。収入の足しにするため下の部屋を貸し出していたが、ある時住人が死んでいることをトムとアナは発見する。警察の現場捜査が終わった後、部屋を掃除しているとトムは偶然天井裏に大金が入ったカバンが隠してあるのを見つけてしまう。
もしかしたらガイ・リッチー風な感じを目指していたのかもしれないのだけれども、なんかよおわからん感じで。
話はまぁわからないでもないけれどもそれで何がしたいのかさっぱりわかんないというか。
オチだけで行くと「子供ができてよかったねー!!!」っていう妊娠したい話だったのかとか。
あの老刑事も何度「死んだ」と思わせといて復活したんだ! 丈夫だな! あの夫妻に便宜を図ってあげる気持ちもよくわかんないよ。
一番気の毒だったのはとばっちりで巻き込まれたアナの友人とその赤ちゃんじゃなかろうか。 トムなんてお金を盗んだ罪を同僚になすり付ける感じの工作とかしていたし、かなり酷いやつだよ。
で、冒頭にあっさり殺されてしまったオマール・シーなんですが、一応再度出てきます。
登場人物の中で唯一見た目から服装からゴージャスでもう映るだけで映画の質が変わるわい! と思いつつ、これまた俳優さん目的で映画を見ていて初めて思ったことなんですが、「あのまま殺されたってことで出てこない方がよかった」って再登場した瞬間に目は喜ぶものの心は物悲しい気持ちでいっぱいになるっていう。
だってこの流れで行けばどう考えたって無惨に殺されるとしか😞
彼はフランスからロンドンに進出しにきた麻薬の売人なんですが、フランスでは彼に歯向かう人はいないってぐらい名の知れた売人さんなら、もう落とし前は部下につけさせなよー。 「名誉の問題だ」って、いやいやいやいや。
いやまぁ彼がヘロインを盗まれたままでいていいわけはないので、薬かお金を回収しないと大変なことになるのは明らかなので名誉な問題でなくとも相手のことをタダで済ませていいはずはないんですが。(は?)
まぁ案の定、大して物語に関わることもなく。
最後の全員集合して殺し合いー的シーンに参加。
心配していたほど惨めな殺され方をしたわけでもないのでまぁ.....💧
私の好み度: ⭐️/5
🍅:12%