見終わったあと無性にパパンに会いたくなりました。
前知識も何もなく見たんですがビックリするほど可愛らしい映画でした。
エディ・マーフィはインタビューで一番大事なのは自分の子供達といつも言っているんですがもうそういう人柄が滲み出るような。
本当にお子さんたちのことを大切に思っているんだろうなぁっていうことを彷彿とさせる映画で、見終わった後にかなり幸せな気持ちに満たされている感じです。
エディ・マーフィ、本当に素敵だなぁ。
金融プランナーのエヴァンは優秀で次期代表取締役になると目されていたが、同僚でライバルのネイティブアメリカンの末裔であるジョニーに顧客を次々に奪われていき焦りを感じていた。
そんな時、エヴァンの前妻との間の娘オリヴィアが通う学校の担任から緊急の話があるとプレゼンテーションの最中に電話がかかってきて、エヴァンは学校へ急ぐ。オリヴィアにはお気に入りの毛布があり、それをいつも離さないでいるのだが、校庭で毛布を頭からかぶったっきり教室に戻って来ないというのだ。
毛布を取り上げようとすれば尋常でない悲鳴をあげるオリヴィアに手をやいたエヴァンはとりあえず会社に連れていく。
するとプレゼンの資料をオリヴィアに落書きだらけにされ、加えてジョニーに勝手に約束の時間を繰り上げられたことからやけくそになったエヴァンはオリヴィアの落書きの資料でプレゼンする。首になると覚悟したエヴァンだったが、驚いたことにその予測は全て当たっていた。
毛布を手放せないオリヴィアはオリヴィアにしか見えない世界でオリヴィアにしか見えない友人たちと遊んでいる。
そのオリヴィアの想像上の友達たちが金融予測を正確にしたものだから、これまでオリヴィアの話に耳を傾けたこともなかったエヴァンはオリヴィアの想像上の友達にまた予測をしてもらいたくてオリヴィアと共にオリヴィアの想像上の世界に行くことにする。
でも、その世界はオリヴィアにしか見えないので、エヴァンはオリヴィアに調子を合わせてその世界が見えてるふりをしないといけないわけなのだけれど、その様子がものすごく面白い。
結果的に父と娘で過ごす時間が増え、エヴァンも娘と過ごす時間を心から楽しむようになっていく。
その変化が可愛らしくて!
でもまだ根底に金融予測をしてほしいという下心があるわけで、エヴァンがそのことに気がついた時どうするかというのが見どころになってくるのだけれども。
定番だけれども、見終わったらとても幸せな気持ちになれる感じの映画です。
いやそれにしてもレッドブルってあんなにハイになるものだとは知りませんでしたよー!
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️/5
🍅:41%