ColonialismとかWhite supremacyとかWhite privilegeとかPrejudiceとかRacismとかもうそのあたりの問題を思いっきり皮肉ったっていうかもうそのまんま思い切り突きつけちゃったっていうもの凄さ。
マーロン・ウェイアンズがこの映画についてうまく的を得たことを言ってくれている。
"I noticed one really big difference - they're white. Comedy is a universal language. There are different joke equations. There are different kinds of comedies. The Ladykillers is a comedy of errors. The Coen brothers' comedy is through different eyes. You kind of understand each other.
黒人流この手のツッコミ映画の方に馴染んでしまってきているので、多少違和感を感じるネタもあったりしたんですが、この説明でなんだかスッキリ。
かなりシュールだったんですが、それでも落とし所はニヤリとさせられる感じで視聴後感は悪くなかったかなと.......うーん....どうだろう?←今ひとつ自信がないらしい)。
まぁ猫ちゃんが可愛かったからね!
実のところマーロン・ウエイアンズが出演しているのでこの映画を見たのだけれども、それ以外になんの前知識もなかったので、ある意味超直球勝負で投げてこられた感じでびっくり。
格差社会の頂点に立つのがトム・ハンクス演じる教授ということになるのだけれども、まぁ本当にものの見事にそういうことっていう感じで。
怒涛のクライマックスに「ああ、これってそうかそういうことかぁ....」って感じで。
かなり寒々しいといえば寒々しいし。
痛快といえば痛快といえなくもない気もしないような。
まぁちょっと...長いというか退屈に感じたりする部分もあったので、書きながらあまり具体的なシーンを思い浮かべることができないと言うのは見ているつもりで所々意識失ってたのかもしれない(おい)。
この作品はマーロン・ウェイアンズが初めてウェイアンズ・ファミリーから離れて携わった映画だそうで強盗メンバーの1人、ガウェインを演じている。
この人、普通にしていれば普通にカッコいいし、シリアスも全然いけると言うかいけすぎると言うか。超絶アホ設定の中ですら違和感なくシリアスにスイッチできる器用さというか。なんと言うか、この人もちょっと不思議な人だ。
告白すれば聖歌隊を指揮していた人がなんとなくエディ・マーフィに見えてみえて仕方なくて、カメラも結構この人を映す感じだったので、ここまで意味深にうつされると何気にエディ・マーフィなんじゃないのかって、でも微妙に違うような気もしなくもなくもなくもなくもーとこっちが一番気になっていたっていう😅でもエンディングロールでもフューチャーされてたし、早く検索したくてしたくて。
↓このシーンで指揮している人が気になってしょうがなかったわけです。
で、調べたらエディ・マーフィではなくRickey Grundyというミュージシャンの方でした!
ゴスペルミュージックのミュージシャンで1988年頃にアルバムをリリース。
ビルボードのゴスペルミュージックのアルバム部門で22位にランクイン。
残念ながら2015年に56歳の若さで他界されています。
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️/5
🍅:54%