「Man on Fire」と「The Nice Guys」を足したみたいだなぁって思ってたら脚本書いたのが同じジェーン・ブラックだったっていう。
「Man on Fire」のトニー・スコット監督のコメンタリーをがっつり聴いたおかげで、トニー・スコット監督流のユーモアきたーと今回は「これは笑わせようと思ってやったんでしょ〜監督ー」という感じで(それで笑えるのかどうかというのはまた別問題😅)
かつて大統領の命を救ったことのある元シークレット・サービスで今はしがない探偵ジョーが主人公。
仲間の探偵マイクからエキゾチックダンサーからのボディガードの依頼を譲られたジョー。依頼人であるコリーに会いに行くが、コリーの恋人で元プロフットボール選手のジミーに追い払われてしまう。しかし、コリーが殺されたことで、ジミーとジョーは協力してなぜコリーが殺されたのか捜査することに。
ジョーの毒舌が凄まじすぎて、ちょっと引き気味というかあんまり主人公を好きにはなれなかったんですが、でもまぁそこさえ目を瞑ればかっこよかったと思います。
ジョーに協力するジミーも最初は面倒臭そうなヤローだなぁという印象だったのが、なかなかいいヤツに。
このジミーを演じていたのデイモン・ウェイアンズでウェイアンズ・ファミリーの1人でマーロン・ウェイアンズのお兄ちゃんでした!!!
なんとまぁ!!
すごいなウェイアンズ・ファミリー!
それにしても「ハンガー」をみた時も思ったんですが、トニー・スコット監督の映画は普通にマルチ・エスニック。
唐突に💥どかぁーん!💥もトニー・スコット監督の十八番きたーって感じで。
ガタガタガッチャン感満載のカーチェイスもああトニー・スコット監督っぽいなぁとか。
トニー・スコット監督のエッセンスがぎゅうっと詰まった一品。
相変わらずごちゃごちゃしくはあるんですが、トニー・スコット監督のてんこ盛り好きを認識してしまえばもうそれすらも愛しいっていう。
我ながら現金なものです。
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️/5
🍅: 47%