"Sextuplets"っていう単語初めて見ました!知りました!
意味は「六つ子のひとり」だそうですよ。
タイトルそのまんまな映画ですがこれがまさかのいい話。
主人公のアランはもうすぐ父親になろうとしていた。妻の付き添いで定期検診に行った時に、家族の病歴を尋ねられるが、孤児院で育ったアランは自分の家族を知らない。落ち込みアランを気遣った妻のマリーは連邦判事である父親に頼んで、アランが出生証明書が見られるよう取り計らってもらう。母親の名前と住所が分かったアランは早速会いにいく。
母親に会いに行ったら母親は既に他界したと聞かされるも6つ子だったとわかり、他のきょうだいに会いに行く。
このきょうだいたちと再会していく過程で保釈金を払うはめになったり、腎臓を提供するはめになったり、踏んだり蹴ったりな目にあいまくるアラン。
6つ子の兄弟をマーロン・ウェイアンズ が1人で演じているのだけれども、これがもう本当にどうかしているんじゃないかっていうぐらいにバカバカしくておかしくて。
「んなアホなー!!!」と何度となく画面につっこんだことか。
本当にバカバカしいとしかいいようがないのだけれども、最後には満面の笑みを浮かべつつすっかり優しい気持ちになっているという驚き。
ちょっぴりじーんと涙腺つかれかけそうな瞬間もあって、何というかこんなにとんでもなくどうかしていて馬鹿馬鹿しいのに気がつけば応援していて、ちょっと泣けるっていう、おバカ映画としてのこの絶妙な匙加減は何???とまだ驚いているし、書きながらちょっと自分を疑ったりもしている。でも面白かったんだからしょうがない。
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️/5
🍅: 14%