So Be It

見た映画の感想。時にネタバレを含んでいますのでご注意ください。

荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~ (A Million Ways to Die in the West)

これさぁ....うーん、困ったなぁ....。

荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて~ (字幕版)

荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて~ (字幕版)

  • 発売日: 2015/04/08
  • メディア: Prime Video
 

 

 

ジョバンニ・リビシ出演作品攻略の一環で見ましたとも。

すっかり滞りがちになっておりますがジョバンニ・リビシ作品も頑張って攻略しているんですよ。

 

 1882年のアリゾナに生きるオタク青年アルバートとエドワード。

 2人ともこの時代に生まれてしまったことを嘆いていた。

 アルバートは長年付き合っていた恋人ルイーズに振られ、未練の残るアルバートはルイーズとよりを戻そうとつきまとうがルイーズの新たな恋人に決闘を申し込まれてしまう。

 

 「体力勝負としか思えないウエスタンな世界にオタク種族を放り込んだたどうなるか? 」というアイデア一本勝負だったんだろうなと思われるし、それ自体はまぁ別に悪くはなかったと思うんですよ。

  結構どぎついネタを飛ばしてくるんですが、これが飛ばしっぱなしで....。

 おバカ映画の難しいところというか、まぁ、単に私がそれを判断する基準を”自分のなんとなくの感覚”でしか持ち合わせていないだけの話なのかもしれないんですが、ブラックなネタで笑いを取ろうとする時、そのやってもいいラインと悪いラインというのがあって、でもその線引きみたいなものは明確にあるわけでもなく、やっている当人たちもある意味チャレンジ精神で攻めているところがあると思うんですがー......。

 

 カーニバルで"Runaway Slave" という射的が出てきてしまってからが、もうこの映画をどう見ていいかわかんなくなってしまって....。

 それが出てきたからって、例えば登場人物にすでにアフリカン・アメリカンの俳優さんたちが登場しているなら、まだこれもシュールな皮肉ギャグのつもりかなぁと拡大解釈できないこともなかったかもしれないんですが、見事に1人もいない状態だったんですね。

 エキストラさんっぽい人たちの中にも1人も。

 もしかしたらそれ自体がホワイト・ウォッシュの皮肉のつもりだったのかもしれないんですが、流石にそれは「わっかんねーよ!」なレベルで。

 あれです。アフロ・アメリカンの人たちはNワードを口にしても許されるけど他の人種はダメという暗黙の了解ルールというかマナーのようなあれに抵触(?)しちゃっているんじゃないかとかどうとか、そんなことを私にグルグル考えさせてしまうところでおバカ映画としてはもうダメなところなんじゃないかとか。

 「これやっちゃっていいの???」とヒヤリとするようなギャグを入れ込んだとしても、そこでもやもやグルグルする暇も与えないパワフルさで笑わせてくれる勢いというんでしょうか。「なんかあかんような気もしないでもないけどあかんおもろすぎるー」と笑ってしまう方に降参してしまう感じ。

  それがなかったがためにこちらもなんだか身の置き所に困ってしまったというか。

 自分の小心を作品のせいにするなよと言われればまぁそうなんですが。

 マジカル先住民の皆さんとか、きっと意図的なんだろうとか思いつつも、羊さんもあれかな、ブラック・シープを皮肉ってどこまでもホワイトシープで埋め尽くしてホワイトウォッシュを皮肉って見せたとかそんなのだったのかな???

 なんだかもうよくわかんないんですが。

 最後の最後でジェイミー・フォックスが回収してくれなかったらズーーーーっと悶々としたまんまでいるところでしたよ。

 ええ、ジェイミー・フォックスが見事に回収していってくれましたが、ちょっと遅すぎたというか。出てこないよりは全然マシなんですがでもでもでもねぇ。

 

 ジョバンニ・リビシが劇中にこっそりと怪しげ腰振りダンスをしてくれたことで、なぜ「Ted」のあの怪しいパパンストーカーが???となり、この監督が「Ted」の監督だったってわかって、なるほどくまちゃんの可愛さをさっぴくとこういうことになるのか....などと思ったりもしつつ。 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ネタということで納屋でデロリアン(?)っぽい車を慌てて隠すドクが出てきたりするところはまぁ楽しかったりもしたんですが。

  このネタまさか当人ではあるまいと思ったら当人だったらしく。

 あと、西部劇に出てくるワンワンはすぐに主人を乗り換える傾向にあるんでしょうか??? もしやそういう「あるある」なの???とかこの中で出てきたワンコについても思いつつ。

 リーアム・ニーソンのお尻はあれはスタントダブルさんだろうと思いつつも、それのためのスタントダブルさんって一体....とちょっと物悲しくなりながら。

 

 あとユアン・マクレガーさんもカメオしていたらしいんですが、これと言われてそれを見てもいまだにどれがユアン・マクレガーさんとわからない。

この3人のどれかみたいなんですが....わかります???

 

 あれ?

 じゃー、これオビワンとクワイ・ガンが揃ってたってことなの???そういうオタク映画だからごめんあそばせと言い逃れるつもりだったんだったら、ここもいじっといてよー!!!(追記: ユアン・マクレガーは同じスタジオで他の西部劇を撮影していてたまたまカーニバルのシーンを覗きにきていたところをシャーリーズ・セロンが見つけて引っ張り込んだという話でした。偶然のたまものだったんですねぇ)

 

 あと殺されるためだけに出てきたライアン・レイノルズとか

 

慌ててデロリアン隠す”ドク”とか。

ジョバンニ・リビシの「Ted」に出てきたストーカー・パパンの怪しげダンス。

これだけであれを思い出させるっていうところが、なんかもうあのダンスって相当なインパクトだったんだなぁ...って😅

そもそもなんでこの人の作品攻略するようになったんだっけと不思議になりかけたけれど思い出した。「Sneaky Pete」だ!あれで好きになったんだった!(←忘れるなよ...)

 

この映画のことテッドが番宣してた😅

テッドが可愛いからもう許す。

私の好み度: ⭐️⭐️/5

🍅:33%

www.imdb.com