So Be It

見た映画の感想。時にネタバレを含んでいますのでご注意ください。

アウトサイド・ザ・ワイヤー (Outside the Wire)

シナリオ・ドクターにまず見てもらいましょうよ。

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 ドローンパイロットのハーブ中尉は攻撃中止命令が出ているにもかかわらずミサイルを発射。 結果、味方の部隊40名の内2名が死亡する。が、ハーブはもしあのタイミングでミサイルを発射しなければ40名全員が死んでいたと悪びれない。

 ハーブには懲罰として転属命令が出る。ハーブはリオ大尉の指揮下に入ることになり、基地に到着した早々難民キャンプでコレラ菌が大流行し医薬品が不足しているのでそれを届けにいく任務に大尉とともに出立することになる。

 

  最初は遠隔操作ばかりで現場を一度も経験したことのないドローンパイロットが現場を経験することで自分がやったことがどういうことなのかを体感してー、で何かしらの結論にたどり着く話なのかなって思ったんです。

 「スリー・キングス」をみた後に見たせいもあって「雑に空から爆弾ばらまいたらダメなんだってば」ってことを認識する映画だったらなんぁすごいなーとかぼんやり思いつつ見ていたんですが。

 

 この映画は近未来設定なのでロボット兵が実践投入されてるんですね。

 ロボット犬はニュースでみたことあるなぁなフォルムの子が写っていて、で、ロボット兵は、天空のお城で見かけたような....なタイプとか。まぁどこかで見かけたことあるロボ兵のフォルムっていうのは別にいいんですが、このロボ兵たちが人間の兵士に嘲笑されたりいじめられたりしているんですよ。

 ロボ兵に感情があるのかないのかイマイチ不明なんですが、それをみたリオ太尉がとってもムッとした顔をしているので「ん?これは"アイ、ロボット”みたいな感じなのかな?」と。

 実はリオ大尉もプロトタイプとして開発されたロボット兵なんですが、アンドロイドなのかサイボーグなのかどっちなのかなぁって最初ちょっと悩む感じなんですね。

 でまぁ程なくA.I.だっていうので、ああアンドロイドなのかぁと。

 とすればもしや”このドローン・パイロットくんも自覚なしにアンドロイドだとかオチ???”とか。”リオ大尉もアンドロイドと思いきややっぱりサイボーグで、この転属は適正テストの最終段階みたいな感じでこのドローン・パイロットくんは最後にサイボーグにされちゃうとかオチだったり???”とどんどん妄想に加速がかかります。

 

 映画も話が結構な速度で進んでいくのでこのリオ大尉はドローン・パイロットくんをどこに導こうとしているのかどんどん気になってくる感じなんですね。

 リオ大尉はちょっと変わり者だけれど人好きのする性格なので、基本嫌いにはなりません。一方、ドローン・パイロットくんはちょっとうざい性格で苛っとさせられることもしばしば。 

 2人のやりとりはいい感じのバディものをほんのり予感させる感じに形成されていくので、それだけにこの映画がどこに向かおうとしているのかって好奇心がむくむくとくすぐられてくるわけなんですねぇ。

 

 でも今書いていて気が付いたんですが、これって単に「マシンなのに人間味たっぷりのロボット」と「人間なのにコンピューターのように感情を排して物事を考える人間」を対比させたら面白いんじゃねー???ってだけのことだったのかも。

 

 そろそろお気づきかもしれませんが、この映画行きたい方向が変にとっ散らかっている印象なんですよ。

  おかげで物語の落とし所もなんか色々と腑に落ちないけれどなんか丸く収まったようなエンディング。

  いやいやいやいやなんか変じゃない?

 変じゃないのか?

 いやどうなんだ???

 トロッコ問題についても投げっぱなしだったような。ん??

 

 それにプロトタイプのロボットが黒人を模して作られたのは人に親しみやすさを与えるためだって大尉は言ってたけれど、ちょっと待ってこれ何気に相当やらかしちゃってない???いやそんなこともないのかな??メタファのロボットがそのまんま....ん?あれ?別にいいのか。いやどうなんだ?

 

 アンソニー・マッキーがこれまで演じたキャラの中では1番カッコいい感じだったのになんかもったいない...。

 

私の好み度: ⭐️⭐️/5

🍅: 37%

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