劇作家志望のジェシカ・ジェームズが時々挫けそうになりながらも自分のやりたいことをがんばる話。
ラキース・スタンフィールド出演作品攻略の一環で視聴。
プロの劇作家になることを目指してNYに出てきたジェシカ。あちこちの劇団に戯曲を送るも帰ってくるのは不採用通知ばかり。
最近ジェシカは付き合っていた彼氏と別れたばかりで、その彼のことを忘れようと出会い系アプリなどでマッチングした相手とデートしたりしていたが、なかなかうまく行かない。そんなとき、友達の紹介で離婚したてのブーンという男性とデートする。
お互い別れた相手のインスタをアンフォローできないぐらい振っ切ることができていないことから妙に意気投合。そこからお互いがお互いの相手のインスタをフォローし、何かあれば教え合うということにする。
ラキ兄はジェシカの元カレとして登場。
見てください!この✨キラキラ✨彼氏さんぶり!
存在感のない存在感で誰の邪魔をすることもなく”ステキな元カレ”を見事に演じきっておりましたとも!
加えてどこに現れても違和感のないラキ兄が凄すぎる。いきなり窓の外に張り付いていようが、グランドピアノの下敷きになろうが”ステキな元カレ”という価値が全く損なわれないんだから!(←何を褒めたいのか自分でもよくわからない)
ラキ兄が普通の好青年を演じているってだけでなんだか笑いが込み上げてきてしまいます。(おい)
ジェシカにとってとっても理想的な存在で彼のためなら劇作家としての夢も諦めてしまいそうな自分がいて、その誘惑と戦ったということなのかな。
オハイオに戻れば、いわゆる「普通」じゃない人生を歩んでいるということでいまいち落ち着けない居心地の悪さ、このまま劇作家を目指し続けて、結局ものにならなかったらどうしようかという不安、自分には才能がないのではないかという不安などなど。
特にドラマティックなことは起こらないのだけれど、ジェシカがとっても気持ちよく明るく前向きな人柄なので、自然と応援したくなる感じで。
嫌味のないとっても可愛らしい映画でしたよ!
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️/5
🍅: 88%