聞きしに勝る解りにくさ。
解りにくい解りにくいとみなさんがおっしゃっていたので「あ、ほんとだ。本当に解りにくいー」と思わず笑けてきてしまいました。
時間逆行の概念というか、逆行と巡行のタイムラインがあるけれど、”どちらも時間を飛び越えることはできない”ということを頭に馴染ませるまで時間がかかりました。
というか、最後まで”よーわからんけれど多分こういうことなんだろうなー!”感がすごいのなんのって。
ニールがキャサリンとセイターの息子なんだろうなぁって思って。
ニールと主人公の関係がドクター・フーのリバー・ソングとドクターな感じで、感情にもうちょっとアタッチできていれば2人のシーンもグッと胸にきただろうなと思うんですが、「これがあれであれがこれで、ここがあそこでここがー」ってなことを考えるのが忙しすぎてこっちも感情のせる余裕がなかったっていう。
お母さんの命を救ってくれた主人公のことをニールが命をかけて守ったんだなぁって。
あそこで彼に死なれてはお母さんは殺されてしまうってことですもんね。
いやでもそもそも彼に死なれたらテネット自体が存在しないわけでー。
好物な世界観ですが、私はもっとそれを利用してベタベタなドラマ展開させる方が好みなんで。
久々にドラマ版12モンキーズをみたくなりましたよー!
あとは、デヴィッド・ワシントン氏には誠に申し訳ないんですが、「あ、今の声の感じデンゼル先生っぽい」とかってニヤリとなるところもあって。
そんなに似てるとは思わないんですが、あまりにもストーリーに感情を載せられなかったのでついそんなことを思ってしまったのかもしれません。
見るのは結構苦行でしたがでも面白かったですよ。
またトライしたいです。
見返せば、いろんなことに気がついて「あーそうだったんだー」とか「あ、ここでもう言ってたんだあー」とかって楽しそうなので。
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️/5
🍅: 70%