So Be It

見た映画やドラマでFilmarksにない作品の感想と覚書。時にネタバレを含んでいますのでご注意ください。

ジェミニマン (Gemini Man)

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

というわけで、あっちみてもこっちみてもウィル・スミスな世界のお話です。

 

ジェミニマン (字幕版)

ジェミニマン (字幕版)

  • 発売日: 2020/02/05
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 これは俳優さんたちはどこまで実際にロケをやったんだろうとか、ついついそんなことが気になってしまった。

 

 前知識なしで見たので最初はウィル・スミスがどっちも演じているというのは気がついていなかったです。似てるなぁっ思って息子さんかなとも思ったけれど、こんな感じじゃなかったしなぁとか思って。 

 

 試みとしては面白いと思うけれど、クローンのとらえ方というかクローン絡みのストーリーとしてはかなり古めかしい印象があって。

 

 っていうか、それ以上に、そこまでヘンリーにこだわらんでもとかって思ってしまったり。

 

 ヘンリーをいっぱい作りたがってた悪玉ボスのメンタルが理解できなかったというか、ヘンリーが好きすぎて何かがねじ曲がったとしか思えない。

 

 最近、「The Fresh Prince of Bel-Air」を見ているせいかシリアスなウィル・スミスにめんくらって、「ウィル・スミスがシリアスな役やってるー」とかって珍しがってたけれど、よく考えたら、シリアスな役しか見たことなかったじゃないかと自分につっこむハメに。

 

 

  見初めてからしばらくはあまりの優秀なスナイパーぶりにこれはコメディなんだろうかシリアスなんだろうかと判断するのに悩んだっていう。

 とはいえお話の締めくくり方は好き。

 なんだかほっこりしてしまった。

 

 アン・リー監督がインタビューで"人間の俳優の方が「こうやって」って言えば済むから楽"っていうのになんだか納得。全部自分で調整しないといけないのってそれはそれで大変そうだし面倒臭そう。自分が思っていたことよりも俳優さんがいいものを提示してくれる驚きもその方があるだろうし。まぁ全部仕切りたい人には全部思い通りに設計できる方がやりやすいのかな?

 

私の好み度:⭐️⭐️/5

🍅: 26%

www.imdb.com