ダクトテープと再起動で万事OK。
ポー兄がユニバーサルと組んで作るはずだった映画。
ドゥエイン・ジョンソンがどういう経緯でこの映画を引き受けたのか色々探したけれどもそれがわかるインタビューや記事は見つけられなくて。だから憶測でしかないんだけれども、ドゥエイン・ジョンソンはポー兄を思ってこの映画を引き受けたんじゃないかなって勝手に思うことにする。
人間コンボイ味たっぷりなドゥエイン・ジョンソンが燃え盛る高層ビルをよじ登ったりすることにどれほどの新鮮味があるかはわからないけれど、ポー兄にピッタリな映画だなって見て思った。
特にほとんどが1人でのシーンなので、他の俳優さんと絡むシーンがないから、他の俳優さんとの演技のキャッチポールが苦手だったポー兄にはちょうといいかなって。
いろんな格闘やアクションが織り込めることを思えば、ポー兄はこの映画を作るのを楽しみにしていただろうなって。
燃え盛るビルで孤立無援な感じで頑張るポー兄の姿は”ハラハラ感”を一段と煽ったんじゃないかと。ワイルド・スピード・シリーズの後はポー兄も尋常でなく強いお父さんとかお兄さんシリーズとか動物愛護精神に燃える腕利きすぎる殺し屋の役とかやるようになってたかもとか思ったり。
まぁ、設定や展開はツッコミ出せばキリがないのだけれど、これもまぁ”ダクトテープ”と”再起動”万能あるあるネタを大掛かりにやらかしてみましたということで目をつぶって....あの映像パネルだらけのドームはなんやってんとか、スマホのフリーズぐらい奥さんのキャリアからすれば直せそうなんですけどとか、ああだからキリがないんだってば。
まぁツッコミ倒すのもそれはそれで楽しいし。
ポー兄にゆかりのあるドウェイン・ジョンソンがこれをやってくれたことが何だか嬉しかった。ありがとう。
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️/5
🍅: 48%