スティーブン・セガールを初めて見た!!!
名前だけはめちゃくちゃ知っていたけれど(映画やドラマでもしょっちゅうネタにされているし)、顔すらも見たことなかったスティーブン・セガール!
おっちゃん、めっちゃかっこいいー!!!
いきなり「ワイルド・スピード」かーい!とツッコミたくなるようなオープニング。
「ワイルド・スピード」っぽい映画って一体どれだけ大量生産されたんだろうかとぼんやり思いつつ。でも2002年リリースってことは別に影響されたとかじゃなくてこういう感じのオープニングの映画が流行っていたということなのかな。
で、結論から言うと、結構かなり面白かったんですが!
これは絶対シリーズになっているはずだと思ってImdb見たらシリーズになってないどころか、なんというかほとんど黙殺されてる???
えええー、なんでー???
.......と驚くよりも、これを面白いと思う自分の感覚を残念がるべきなんだろうか。
多分そうなんだろうな。
でも面白かったんだけどなぁ。
お話はいたってシンプル....かな?どうかな?
荒唐無稽ですが何か?と真顔で問い返されそうな勢いで平気で荒唐無稽で安心して荒唐無稽の大波に身を委ねられちゃうというか。
結構鋭かったりシュールだったりする問答も織り込まれつつ、なんだか出てくるキャラクターがみんなそれなりにカッコいい感じなのがすごいというか。
なんだろう。なんかもうそういうものなんだからそういうものでいいんじゃないっていうそちらの文法に従いまっすって気分にさせられちゃう説得力というか説得は全然されてないんだけれども頷いちゃう感じの強引さがあるような...(だんだん確信がなくなってきているらしい)。
アルカトラズという刑務所に囚人として入れられるスティーブン・セガールとジャ・ルール。
ジャ・ルールはスティーブン・セガールのことを親友だと思っていて、実はスティーブン・セガールは潜入捜査官なんだけれどそのことをジャ・ルールに黙ったままでいることに心苦しさを感じ始めている。
そんなとき、刑務所で初めて死刑執行が行われることになる。
その死刑囚は大量の金塊を盗んでおり、その隠し場所は未だ明かされていない。
彼が死ぬ前にそれを聞き出そうと武装集団が刑務所に乗り込んでくる。
って感じのあらすじだったと思う。
この死刑囚のおっちゃんがまた無駄にかっこいいというか渋いというか。
なんなんだろう箔がある感じで。
スティーブン・セガールと気持ちで通じ合っちゃうみたいなところがまた渋いしかっこいいしさ。ゴルゴ13が小さな一コマで2人いてこちらを睨んでくるみたいな感じとでもいえばいいんでしょうか(”ゴルゴ13”読んだことないけれども)
とにかく、ジャ・ルールとスティーブン・セガールのコンビが良すぎて、この2人で絶対また見たいと思ったのにー!
武装集団が黒のロングコートを着ているのは「マトリクス」の影響なのかな。
影響なんだろうな。
結構最後までどうなるか分からなくてハラハラ。
何よりもスティーブン・セガールってこういう感じの人だったのかーと。
笑顔がなんか安心できる感じでよかったですよ!
って、そういえばジャ・ルールって「ワイルド・スピード2」のオファーをジョン・シングルトン監督から受けたのに断った人だ!おかげでリュダクリスがワイスピ・ファミリーに加わったんだった!断ってくれてありがとうジャ・ルール!おかげでポー兄がリュダクリスと出会うことができたんだもーん!
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️/5
🍅:3%