ニール・モリーーーッツ!
とってもニール・モリッツな作品だったという以外になにを言えばいいのかわからない。
ワイスピで車好きの心を掴んだので今度はバイク好きも取り込みましょうというところなのかな?
アイス・キューブはこの映画がきっかけでバイクにハマったとか。
俳優としてやっていくためにどうすればいいかとジョン・シングルトン監督に相談し、紹介されたアクティング・コーチの元に通ったものの、どうもピンとこず、ローレンス・フィッシュバーンに話したら、「最高の演技というのは演技しないことなんだ」とアドバイスされたとか。そこから機会があることに優れた俳優さんや監督に相談し、映画をとにかくいっぱいみて、徐々に自分なりの俳優としてのありかたを掴んでいったとか。
アイス・キューブはとにかくまじめなところがある印象でラップでもヒップホップの歴史や成り立ち、どうあるべきものなのかということをパイオニアたちに話をききにいって、すごく熱心に勉強していたとか。
詩についても常日頃から気になった時事ネタや思いついたフレーズをノートにかきとめていって、それを組み合わせて、自分の思い描く何かにならないかということをデビュー前から常にやっていたとか。そのためにトップクラスのラッパーの曲を聴き倒し、詩を暗記し、口パクでリズムや感覚を学んでいったとか。
そういう人柄が滲み出るのだと思うのだけれど、今回もやっぱりいい人そうでした。
私の好み度: ⭐️⭐️/5
🍅:23%