So Be It

見た映画の感想。時にネタバレを含んでいますのでご注意ください。

クインシーのすべて ( Quincy )

クインシー・ジョーンズがすごすぎる。

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マイケル・ジャクソンを育てたプロデューサーで、なんというか音楽業界のすんごい重鎮なイメージぐらいしか知識なかったんですが、どうやらそれだけじゃすまされないようで。

  この人を知ることはそのまんまブラック・アメリカンの歩んできた道のりを知ることになる感じで、このドキュメンタリーをみながら「えええー、あれってクインシー・ジョーンズだったんだ!!!」とか「ええええークインシー・ジョーンズのおかげで今あれがあそこまでになったんだ!!!」とかもうそういったことの連打!

 クラレンスさんと親友同士だったことを思い出せば、もういろんなことがこの人たちの存在抜きには語れないんだなぁということと、この人たちのおかげでここまで歩みを進めることができたんだなぁとか、いやはや。 BLACK LIVES MATTERとHIP~HOPの歴史や流れをお勉強していく上でジャズ→ファンク→ヒップホップの流れの中でなんとなくブランクが空いていた箇所にピースが見事にハマったというかつながったというか。

  驚いたのが、

 

”黒人が弦楽器の作曲をすることは許されていなかった”

 

って、なんかもうこの規定を作った当時の白人の人たちの意味がわからない。

 

 雑誌の「The Source」と黒人専門チャンネルを立ち上げたのがクインシー・ジョーンズというのも驚いた。加えて「国立アフリカンアメリカン歴史文化博物館」の設立にも深く関わっていたというのだから、1960年以降ぐらいからのアフリカン・アメリカンの歩みの中でこの人がかかわってないことって何かあるのー???な感じで。

 差別や逆境に潰されてしまうことなく、アフリカン・アメリカンの若者たちが誇りをもって前に進んでいける等大きな道を作ったんだなぁと。

 

  黒人専門チャンネルに関して言えば、前々から漠然と認識していただけだったのだけれど、クインシー・ジョーンズが発起人だったということに驚いて。

  で、そのおかげでウィル・スミスのコメディドラマ「The Fresh Prince of Bel-Air」が誕生したのかーと。

 爆発的人気を誇るコメディドラマでウィル・スミスの俳優としての地位を確定したドラマでもあったとか。 最近になってウィル・スミスがリメイク版をつくるみたいなニュースがあがってきていたけれど。すごく見てみたい。

  エンタメ界で活躍するアフリカン・アメリカンの人たちがどんどん増えてきているのも、こういった努力をみんなでコツコツと積み重ねてきたからなんだなぁと感じる。

 

 クラレンス・アヴァントとクインシー・ジョーンズ、ときてラッセル・サイモンにつながるのかな?

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私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️/5

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