ベタもベタだけどめっちゃスキー!
元からこの手の話は大好物なのだけれどBLM勉強してからみると響く度合いがまた全然違ってきて面白いというか、「ああ、こういうことだったのか」とか「とすれば、あの映画もそういうことか」とか、これまでの自分は見えていなかったなぁなんて感慨にふけりつつ。
よくあるパターンも新鮮に感じる感覚がなんだか面白い。
ウィル・スミス演じるロボット嫌いのスプーナー刑事とロボット工学の第1人者であるランニング博士殺人事件の容疑者であるロボットのサニーのやりとりがまぁもう大好物で。
最後の最後まで身を乗り出して大声を出しながらの全力鑑賞となった。
というか、私もう絶対に劇場では鑑賞できないと思う。
無意識に劇中キャラに語りかけてるから、はた迷惑も甚だしい。
それとも、もしや精神鑑定にいった方がいいレベルなのか?
はて?
自我はどの時点で芽生えるのか。
ロボットに自我があれば、機械で補修した機械の体をもつ人間との差異はどこにあるのかって話もちらっとのぞかせたり。
なんとなく「攻殻機動隊」を思い出したりしたのだけれど、見終わったあとに監督が「キング・オブ・エジプト」の人としって、「あ、この時、監督絶対に”攻殻機動隊”にはまってたでしょう!」と大笑いしてしまった。
コミコン映画だ!
そう思ったらそこここに思い当たる節が!
ああー。やられた感すごい。
めっちゃ、楽しませていただきました。
監督、降参です。
これからどうなるのかな。
ここからロボットv.sニンゲンの長い長い戦いが始まるのかもしれないし。
自由になるというのは大変なことだ。
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️/5
🍅: 56%