So Be It

映画の観方と楽しみ方を勉強中。ネタバレを含んでいますのでご注意ください

13th -憲法修正第13条- (13th)

 これまで映画やドラマでみて「どうしてこんなことに???」と頭の中にあったいろんな疑問に答えをくれるドキュメンタリー。

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1時間40分なので、いろんな説明を読むよりこれを見た方が早い!

すごくわかりやすく説明してあった。

 

簡単に説明すると.....

できない。

しようとするとカオス入りする。

 

 絶対見た方がはやいです。

 はい、どうぞ!

www.netflix.com

Netflixの公式YouTubeでも無料公開されています。

 

 

すごく見やすいつくりになっていますし。

 スリー・ストライク法とか、警察の重装備化とか。 刑務所ビジネス、仮釈放ビジネス...etc...なんかまぁいろいろと。

 トランプ大統領が当選した時、それまでの世論ではドランプ大統領は冗談的扱いだったのに、”アメリカで初の女性大統領”ではなくトランプ大統領が当選したのがけっこういまだに不思議だったりしたのだけれど、クリントン大統領が施行した法令の数々が根強い不信感となったことも理由の一つなのかしらんとか思ったり。

 

 なかでも「アレック」が怖かった。

 Black lives Matterムーブメントで黒人の経営する企業を支持しようというフレーズもあって、どういうことかなぁとずっと思ったけれど、企業の力や怖さを知るとちょっと理解できた気がした。

 

 弾が飛んでくる対象がたまたま自分や自分の家族じゃないから「人種差別問題を解決するのは難しい」とかって言えるけど、該当してしまったらもう難しいじゃすまされない。

  最近「イージーライダー」のことばかり思い出しちゃう。

 あれって、すごく的を得ていた映画だったんだなぁ (見直す勇気はないけれども)。

 

フェンス」のあのたとえ話も「スリー・ストライク法」と関係があったのかなーなんて。

 

  このドキュメンタリーみたあとにいわゆるブラック・ムービーをみると「またあれだな」と展開がよめてくるというか。映画の見方が結構変わって面白いですよ。私クラスに知識がなければ、価値観の土台が崩れてもう何がなんだかなカオス落ちを味わえます。いやー、これまで関心を持たなかったことへのしっぺ返しを思い切りくらっております...。

 

追記:

 BLMは民主主義のすごく大事なところを問いただしているんだなぁって最近は感じております。難しいことだからとか問題をおこしたくないからと言及を避け続けていたら、結局は第二次世界大戦中の日本みたいなことになっちゃうんじゃないかって。

 いまちょうど、アメリカの多くの人たちがその問題と向かい合おうと試みていて、参考になるフォーラムや本も毎日のように紹介されている。読んだり見たりしながら、反発や疑問を覚えることも多々あるし、素直に「どっちかわからないなぁ」と思うことも多い。正直、怖いものはやっぱり怖いし。

 昨日、SNSではトランプ大統領がポートランドのBLMムーブメントのデモ行進を取り締まるのに何のロゴついていないバンを使用することにしたということがニュースになっていた。

 

  取り締まりの様子をみているとまるで韓国映画の「タクシー運転手 約束は海を越えて」のシーンを見ているようだし、数ヶ月前に香港で起こっていたことと大差ないように思える。

 自分の国民相手にこの扱いしかできないなら、他国の相手に対して態度がひどくなるのも無理はないというか。たとえば接客業で、従業員が会社から大切にされていなければお客さんに親切にできるはずもない。逆に従業員が会社から大切に扱われていればお客さんにも親切丁寧に対応できるっていうのと同じじゃないのかなぁとか思ったり。

 ちなみにこのThe Daily Showのホストをつとめているのはトレバー・ノアという南アフリカ出身のコメディアンさんで、アパルトヘイト時代に黒人のお母さんと白人のお父さんの間に生まれたことで、生まれたことが法律違反というとんでもない境遇をくぐりぬけた方で、その経験もあってか人種差別問題に関してとても精通している。

 ネトフリにあるこの人のライブをみたけれども、本当に的確になにが差別なのかを言い現してくれて、それがどれほどばかばかしいことなのということに気がつかせてくれる。とてつもなく”ばかばかしい”としかおもえないことが未だに解決できないし、複雑で難しいとしかいうしかない現状に気づかされ、あとでどーんと落ち込むというか。

 

 

私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️/5

🍅: 97%

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