So Be It

見た映画やドラマでFilmarksにない作品の感想と覚書。時にネタバレを含んでいますのでご注意ください。

私がやっている何の参考にもならない非効率きわまりない英語の勉強方法

Yotoroさーん! 遅くなってすみませんー! 

 

 

「英語、日本語字幕ナシで、見てるの?とか、どうやったら聞き取れるようになりますか?とか、どうやったら英語好きになれますか?」への返答をコメント欄に書こうとしましたが、途中まで書いてみて、こりゃ人様のコメント欄に投下するのはちょっと無謀な分量だと思い、こちらに書きました!😅

 

・ どうやったら英語が好きになれるかどうか

 

 アルファベット恐怖症になるぐらい英語が大嫌いでしたとも!

 ローマ字にすら固まっていました。アルファベットを目にすると自動的に苦手意識が先立ち脳がフリーズしてしまい、待ち合わせのお店の名前の「Mrs」をマースと読んで友達に「あほか!」と普通に爆笑されたような案件はいくらでも、もー、あります。

  

 私が英語と格闘せねばならなくなったのは....

 

・好きになったドラマの続きがなかなか日本にはいってこない。

・好きになったドラマも好きになった俳優さんが出演している映画もドラマも日本にはいってくる見込みは一向にない。

・リアルタイムでドラマをみて、俳優さんと英語で直接ツィートかわしたりしている英語ユーザーのファンの人たちがめちゃくちゃうらやましかった。

 

 という益体もない理由からです!😅

 

 当初、英語の参考書や問題集や英会話番組などを試しましたが、すぐに嫌になりました。

 文法を頭にいれればあとは応用するだけという手法は数学というか算数の応用問題にもフリーズする私には絶対不可能だと文法から英語を理解するという道は捨てました。

 「一週間で英語の文法がわかる」とか「勉強しなくても英語はできる」とか、「30日で英語がペラペラになるー」という類の本を読みあさったりしていた時期もありました。電車の中でみかける英会話学校の広告にも心乱されましたねぇ。

 本気で習得したいなら学校行くしかないのかもと思いつめてみたものの、月謝高いし、こりゃ無理だ、と。

 

 そんな時、誰だったかもう忘れましたがフィギュア・スケート選手のドキュメンタリーをテレビでやっていたのでぼーっとみていたんですね。

 で、何かの技ができるようになるための訓練方法を試行錯誤しながら探していて、そして時にそれをやったことがかえって全体のパフォーマンスを落とすことになったり、”これ!”という方法を見つけるまでがとても大変そうだったんですね。

 なるほどなぁと思ったわけですよ。

 そういえば続かなくなる理由はやりながら「これやってて本当に英語ができるようになるのかな?」「英語のドラマ、日本語字幕なくてもみられるようになるなんて私にできるかなぁ???」というムクムクわきあがってくる疑念が原因であることが多いなと。

 で、ドキュメンタリーでみた選手みたいに、「今自分が一番欲しい能力はなんだろう?」と考えてみたんですね。

 自分の目的は「字幕なしで映画やドラマを見られるようになること」なので、まずはリスニング力だなと。

 それを鍛えようと好きな映画やドラマを繰り返し見たり、いくつか英語学習用に売っているリスニング教材などもためしてみましたが、あまりにも聞き取れなくて、”こりゃ字幕無しで見られるなんて夢のまた夢だな”と思い、そこで目標を「英語字幕で視聴できるようになる」に切り替えました。

 だったら、いちいち一時停止ボタンを押すことなく日本語字幕で視聴するように英語字幕でドラマや映画を見られるようになるにはどうすればいいんだろうと考えまして。

 語彙力とリーディング力かと。

 で、文法を習得して長文を読み解く方法は私には不可能路線ということで放棄しておりますので、次に「知らない単語がなくなれば文法知らなくても内容、だいたいわかんじゃね?」で単語暗記をやろうとしたんですが、これはつまらなすぎると一週間ほどで飽きました。

 で、まぁ、その間にも日本にはいってきてくれないドラマは内容がよくわからなくとも俳優さんみたさに見ておりましたので、そのドラマの外国のファンサイトさんを見つけまして、ありがたいことに全エピソードのトランスクリプトをサイトにアップしてくださっていたんですね。これを利用しない手はないと。

 エピソードをまずみて、それからわからなかったなぁという単語を調べて、時間があればもう一回エピソードをみてみるみたいな感じで。その単語を抜き出して単語帳をつくって記憶しようかなぁとも思いましたが、面倒臭いのでやめました。

 どうせ続かないのはわかっていたし、何度も出てくればそのうち覚えるだろうと。そんな感じで。

 

 で、英語字幕視聴をそんな感じで続けていたんですが、内容わかるわからない以前の問題で目で追う速度が全然追いついてないなぁと。

 日本語字幕って字幕をみていることを忘れるぐらい意識しないで内容が頭に入っているわけですが、英語字幕はそうはいかない。英語字幕に集中しすぎて肝心の大好きな俳優さんの演技を目で追えない。へたすりゃ、クローズドキャプションは顔の上に表示されたりしますからねぇ。

 やはり、英語字幕を消してみられるようになりたいなぁという思いもふつふつとありました。

 しかし、まぁ、まずは英語字幕を日本語字幕のように目でキャッチすることができるよにならねば!ということで、読む速度をあげるにはどうすればいいかなぁと思い、これは英文に慣れるしかないよなと思いまして、洋書多読だなと。

 

 で、まぁ、最初はみたことがある映画のノベライズなら内容しっているのでとっつきがいいかなぁと思いまして。

 で、「洋書多読」の勉強の仕方をいくつかつまみ読みしましたら、読んでいる時は「辞書を使うな」とあったんですね。最初はそんなのムリー!と思って、わからない単語が出たら調べていましたが、これが膨大。

 andとかbutとか以外は全部調べているみたいな面倒臭さと、加えて辞書はスマホのアプリを使っていたのですぐにSNSを徘徊してしまったりゲームをしてしまったり、気がつけば1ページどころかそもそも単語を調べて読もうとしたその一文すらも読めていないみたいなことになりまして。

 こりゃ、あかん...と。

 辞書で調べようと思うとスマホを手にする。スマホを手にしたらおわりだ。

 辞書で調べるのはやめよう...と。

 というわけで辞書なしで読みはじめました。 

 映画を見ているので内容はなんとなくしってはいるものの、最初は悲惨というか。

  同じページを繰り返して読んでいることにも気がつかないし、うっかり栞無しで本を閉じてしまったら、一体どこまで読んだのかもわからないような感じで。このくだりは映画のあのあたりかしらーとか思ったら、あとからそうおもえるくだりがでてきて「あら??」となったり。

 でもまぁ、とにかく英文を目で全部なぞるということを自分に強いました。

 途中で意識が落ちることもしょっちゅうでしたが、とにかく本に書いてある英文を最初から最後まで目でなぞる。最後まで英文を目でなぞり終えない限り、他の本は手にとらない。「これはわからない」という理由で本を変えることを自分に禁じたわけです。

 ようは英語字幕をキャッチできるぐらいに目が文字をたどる速度は速くなればいいわけですから。

 とはいえ、辞書なしで読んでいると、頭の中でどうしても意味を確認してしまうんですね。しかも日本語で。「この意味はこうだからこれはこういうことか」的な思考を自分は英文を読みながらやってしまっている。どうしても日本語に訳そうとする癖があることに気がついたんですね。

 それで、英語字幕でみている時もそういえばやってるなぁと。

 英文を目でキャッチ→日本語に変換→理解。

 これをやっているから遅いんだと。

 「日本語に変換」のプロセスがなくなれば速くなるんじゃなかろうかと思ったんですね。

 「なにゆえに自分は英語を見ると日本語に訳そうとしてしまうのだろうか?」とめちゃくちゃ不思議になり、このプロセスさえなくせば速度はあげられると。

 そこで英和辞書の使用はやめ、英英辞書を使うことにしたんですが、んなもんわかるわけがない!調べたらまたその中にでてくる不明な単語を調べるという不毛さ面倒臭さ。

 それで、どうしても意味がしりたい単語はグーグルに放り込み、検索で表示されるイメージで意味を推し量るようにしました。

 

 それから、洋書多読をはじめた頃に「発音できない音は聞き取れない。自分の知っている音に変換してしまう」という話をどこかで仕入れまして。

 それはすごく腑に落ちるなとおもったんです。

 だから動物の鳴き声とか言語によって違うのか〜って感じで。

 それで、「リスニングは絶対ムリ」と諦めてはいたんですが、英語字幕でドラマをみているうちにそれなりに聞き取れる単語もでてきていたので、ちょっとやってみようかなぁと思ったんです。

 それでシャドーイングもどきとでもというんでしょうか、好きな俳優さんが面白おかしく読んでいる幼児向け絵本というのがあったので、それを活用することにしました。

 俳優さんの口調を完コピしようと。

 朗読流しながら一緒に合わせてよむ。

 6分強ほどだったんですが、今思えば、これが大きな突破口だったと思います。

 最初はもう全然追いつけないどころか一単語も口にできない感じで。

   何度トライしても速度が全然間に合わない。ズレて読むということすらできない。

 やっていく内に、まず日本語とは口や舌の筋肉の動かし方が全然違うこととを思い知りまして。最初は筋肉痛になるかと思うぐらいやり終わった時にはダルかったです。

 でも、そこは大好きな俳優さんの声ですから!

 単純な私にしてみれば、真似するのがすごく楽しいわけですよ。

 時々、それっぽく言えたらめちゃくちゃ嬉しくなったりして。

 なるべく一日一回はやるようにしていました(時間のある時はいくらでもやってましたけど)。ストレッチついでとか寝る前の時間のある時にそれをやるようにしていたら、そのうちにその俳優さんの息遣い、”無声音”というのを耳がキャッチするようになりまして。

 そのあたりから、発音記号ごとの口と舌の使い方表などを参考にしたりしました。

 どうやったらそれっぽく出せるのかなぁとか、どうやっても追いつけないのは口や舌の動かし方が違うからだということに気がついたりして。

 それがわかって、ついに俳優さんの読む速度にほぼおいつけるパートができたところはとても嬉しかったですねぇ。

 それに、これは私の勝手な推測なのですが幼児向けなので、なんというか発音するのが楽しい音運びな感じなんですね。舌とか唇とか弾く感じが楽しい音みたいな。

 というわけでこれは私に非常にあっていたので1年近く2冊の絵本で交互にやってました。同じ俳優さんの朗読だったので。どっちも完全に俳優さんの速度においついて読むことはできませんでしたが、これが驚いたことに本当にリスニング力アップにつながったのです。ついでに言えば口の動きで何をいっているか少しぐらいは予測がつくみたいな。なるほどー映画とかドラマにでてくる読心術ってこんな感じかーみたいな。

 聞き取れなくても口の動きをまねしてみて、なんとなくこの単語かなぁと推測がでいるようになったり。

 このあたりからすっかり英語と接するのが楽しくてしょうがなくなっていたような気がします。

 ちなみにその大好きな俳優さんというのはDavid Tennantさんで、読み方がいちいち面白いというか。スコットランド出身ということもあるのかもしれないんですがインタビューに答えるときとかももうかなり特徴的なんですね。

 気がつけばだいぶこのテナントさんの話すことはわかったりして。ラジオインタビューなどは完全に諦めていたんですが、なんだかいつの間にかテナントさんの言ってることはわかるぅー❤️的な。

 

・英語の本を読む(意味がわかろうがわかるまいが、そこに書かれている英文をとにかく目で最初から最後まで目を通す)

・英語字幕で映画やドラマをみる(これは、まぁ単に日本にはいってきていなかったので英語字幕でしかみる方法がなかったというだけなんですが)

・シャドーイングモドキ(好きな俳優さんの声にあわせて俳優さんのマネっこをしながら本を読む)

 

 そんなことをやり続けて今で7年目ですかね。

 今も英語字幕なしで映画やドラマを普通に見られるようになりたくて続けています。

 今時点でいえば、実のところ字幕なしでもみられないことはないんですが、なかなか度胸がなくて。というのも、大好きなドラマや映画を初見のときに英語字幕無しでみたとして、おおまかにしかわからなかった場合、とんだスポイラーになるので私が哀しい。スポイラーが気にならないような作品で今の所ためしてみていますが、まだまだ英語筋を鍛えねばならないかなぁと。

 

 

 あとこのやり方の副作用というべきか、いっとき日本語字幕がうっとおしくてたまらない時期があったんですね。

 英語力が中途半端に上がったため、時にセリフがききとれたりするのだけれど、それが日本語の字幕とあわない。

 時に「いやそれは意味がおかしいだろ」とイラッとしてしまうことが徐々に増えてきて。

 でもだからといって日本語字幕をやめて英語字幕だけにしぼると、内容がおおまかにしかわからない程度の英語力しか自分にはない...みたいな。

 内容がわからないくせに日本語字幕と英語セリフの違和感に耐えられなくて、日本語字幕から目を逸らさずにはいられなくなって、でもやっぱりよくわからないから字幕に戻って...というおかしな体質になってしまい、無駄にイライラするのも嫌なので、映画館には足を運ばなくなってしまいました。

 他にも本屋さんで、英語で言ったあとすぐに日本語で同じ意味のことをいう英会話の教材が宣伝ようにずっと流れていて、もうその時の脳みそがあじわった気持ち悪さは尋常ではなく。わかるとかわからないというのではなく、生理的に気持ち悪いような感じになってどうにも耐えられず店から出たことが...😅。

  電車の中でオーディオドラマや朗読をぼーっと聴いていて、電車を降りてホームで待っている間に、耳にはいってきた会話が一瞬何語かわからなくて、しばらくしてようやく「日本語かーい!」とボーゼンとなったなど、変な副作用に見舞われたこともありました。

 

要領を得ない話ですみません。

今も相変わらず英語筋力を向上させようと試行錯誤中です。

 

 このブログをはじめてから、アマプラやネトフリでみる時は日本語字幕で視聴しています。なので近頃英語字幕でみる機会が減っているなぁとやや危機感を感じています。

 メモしておきたいセリフは英語での印象が強いので日本語字幕でみていても、案外自分でおもっているよりは音から情報を摂取できているのかなぁと思ったり(←と、英語字幕で見ないでいることに自分で言い訳している感じです)。

 

 

 

で、まぁダラダラと書き綴ってきましたが、

 

・自分が長く続けられる方法を見つけること。

 

というのがポイントなのかなぁと。

 

す、すみません💦

お役に立てず。

 

なんというか、時々きかれるんですが、話してみたらその方の方がはるかに英語が達者な方であることの方がほどんどなので💦。

 

お、おそらくYotoroさんの方が達者なはずだと。。。。

 

語学習得って難しいというかなかなか簡単ではないですよね。

身に染み付いた母国語ってすごいなぁって、いつも思います💦。

 

ではでは!

(だだーっと書いて読み返していないので、毎度のごとく誤字脱字多発していると思いますが、すみませんー)

 

あ、ちなみにシャドーイングモドキに使用していた絵本というのはこれですー。

Jack and the Flumflum Tree

Jack and the Flumflum Tree

  • 作者:Donaldson, Julia
  • 発売日: 2019/02/07
  • メディア: ペーパーバック
 
The Rhyming Rabbit (Julia Donaldson/Lydia Monks)

The Rhyming Rabbit (Julia Donaldson/Lydia Monks)

  • 作者:Donaldson, Julia
  • 発売日: 2018/07/10
  • メディア: ペーパーバック