So Be It

映画の観方と楽しみ方を勉強中。ネタバレを含んでいますのでご注意ください

イコライザー2 ( The Equalizer 2 )

沁みるー!!!!!

イコライザー2 (字幕版)

イコライザー2 (字幕版)

  • 発売日: 2018/11/23
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 ミスター・マッコールがカッコよすぎるしめちゃくちゃ優しいしで泣けた。

  マイルズがストリートの悪循環に呑み込まれないようにぶっきらぼうに手を差し伸べるマッコールさんがたまらなく優しくて!“under his wing" っていう言葉が本当にぴったりっていうか、ひとたびマッコールさんが気にかけると、もうなんか思いやり度合いが生半可じゃないのでたまらない。

 マッコールさんのこういうところはデンゼル・ワシントン先生のなんというか若い世代への思いみたいなのと重なるかんじがあって。

 映画を見ながら、ああ、デンゼル先生はすごく怒っているんだなぁとか、それでもなんとか若い人たちを一人でも多く負の連鎖に負けない道に導きたいんだなぁとかって思って、もうそれはデンゼル先生の祈りのようなものかもしれないんだけど。

 なんだかたまらなくなる。

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 ウーバーの運転手をしながら市井の人々にそっとよりそうマッコールさん。

 世界大戦中のことなのかその後の戦争でのことなのか収容所に送り込まれお姉さんと生き別れになってしまったルビンスタイン爺ちゃん。

 今は老人ホームで一人暮らしているけれど、せめてお姉さんを描いた肖像画を取り戻そうとしているのだけれど、その画家が有名になったかなにかで絵の値段が跳ね上がり、取り戻すメドがたっていない。

 近所の少年のマイルズ、ストリートギャングに仲間にひっぱり込まれそうになっている。

 古本屋の店主の幼い娘が離婚した旦那に国外に連れ去られてしまう。

 通りすがりにおぼっちゃんに誘われドラッグを大量摂取させられた若い女の子、マッコールさんが機転をきかして病院につれていかなければきっと死んでいた。女の子にそんなことをした男どもは彼女の名前すらもしらない。

 そんな感じでマッコールさんは日常で出会った人々を助ける。

 そっと助ける。

 名乗ることもなくそっと。

 

 かつてCIAで暗殺要員をやっていた時、こういう人たちを守るために戦い人を殺していると信じていたのに全然違っていたから。

 だからマッコールさんはCIAを離れ、小さな幸せを守るために悪い奴らを懲らしめたり殺したりする。

 

 マッコールさんをみていてドラマ「Person of Interest」のリースくんが言っていたセリフを思い出した。(そういえばファスコがでていたな)

 

ーWent around the world looking for bad guys. But there were plenty of you right here all along.

 マッコールさんもこんな心境だったのかなぁなんて思って。

 亡くなった奥さんが取り組んでいた”読んでおきたい100冊の本リスト”。

 マッコールさんはついに最後の一冊を読み始める。

 マッコールさんはこれを読み終わったらどうするんだろう。

 この世になんの未練もないマッコールさん。

 大好きな人たちはみんないなくなって。

 幸せになってほしいけれど、マッコールさんがそれを自分に許すことはないんだろうな。

 最後の最後までこういう人たちのために戦うのかな。

 なんか本当にリースくんみたいだな。

 リースくんよりももっと孤独な感じだけど。

 

”I LEAVE YOU THE BEST OF MYSELF."

 

 なんだかもうデンゼル先生のメッセージみたいで泣けてしまった。

 こういう覚悟で最近は作品づくりに取り組んでいるんだろうか。

 

 全然関係ないんだけれど、これの前に見た「Almost Anything」でBill PaxtonとBill Pullmanを混同しやすいという話がやたらとネタとしてでてきていて、ビル・プルマンさんしか知らないしなぁとか思ってたら、この「イコライザ−2」でスーザンの旦那さんのブライアンが映って、「ん?これってもしや”The Sinner”の刑事さん???いやもしや間違いやすいとかいってた方の人????」となってしまった。

 1作目にもでていたのに全然気がついてなかった!!あいつらの言ってたことはこれだったのかーとなんだか笑けてきてしまった。

 

 あともう一つどうでもいい話なのだけれど、デンゼル先生が相槌として言う「OK」の言い方が大好き。

 「OK」っていうと嬉しくなるというか聴くのが好きだというか「ああ、デンゼル先生の言い方だ」と嬉しくなる。

 特徴的...ってわけでもないと思うんだけど、でも一番「ああデンゼル先生だー!」って感じるからやっぱりどこか独特なのかしら???

 

 

私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️/5

🍅: 52%

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