とんでもなくばかばかしいけどあなどれな....い...のかな????
ネトフリが再生しだしたのでなし崩し的に視聴。
「Lost in Space」のパロディかと思いきや1970年代のテレビドラマのリメイクだそうだ。
マーシャル博士はタイムワープの研究をしていたが、世間から相手にされなかった。しかし、ケンブリッジの研究者ボリーはマーシャルの研究の正しさを信じていた。ポリーはジッポライターの跡がくっきりとついた1億年以上もの化石を発見し、マーシャルに会いに行く。マーシャルはタキオン増幅器を完成させたところで、二人は早速タイムワープを試してみることにする。
ばかばかしいことこの上ないのだけれども、いろいろと皮肉がきいてたりして苦笑、失笑も含めてとにかく笑い転げずには見ていられない感じではあるのだけれども、同時に頭の中で終始「これやったらあかんやつちゃうん???? これってどうなのよ??? これって大丈夫なん????」とひやひやしながら自問自答を繰り返さなければならないという、見終わった時にはかなり頭に中がわけのわかんないことになっている。
だってなんかもう本当にあからさまだし。
ここまで豪快にあからさまだと狙ってるとしか思えない!
なにはともあれ、とにかく恐竜くんのキャラがよすぎて!
マーシャル博士のレイシスト丸出しの発言に怒りを炸裂させる恐竜くん。
その後の両者のやりとりがもう.....
他にもいい宇宙人と信じて、その宇宙人のために動いていたら実はとんでもないやつだったと判明するとか、けっこう鋭いこと書いてるようなきがしないでもしないでもしないでもしないでもしないでもしないでも.........
下ネタを通じてどんどんと絆を深めていくチャカとウィルの奇妙な友情も意外に見所というか、最初はどん引いていたんだけど、最後の最後までくるとばっかばかしいんだけどなんだか清々しいっていう。でも「いいのか??いいのか???」と自問自答を繰り返すハメになるっていう。
チャカ ↓
お、おそらくハリウッド映画にでてくるステレオタイプをてんこもりにしてそのレイシストぶりを盛大に皮肉ってみせたのであろうと思う....のだけど。
ちなみに、この映画、ユニバーサルの幹部の首が二人分飛ぶほど大コケしたっていうんだけど、恐竜と謎の宇宙人のCGにお金がやっぱりすごくかかったのかしら?
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️/5
🍅: 26%