かくしてまた呪われた歴史は繰り返されるーという感じ?
でもデンゼル・ワシントンだから、やっぱりデンゼル・ワシントンな感じ?
デンゼル・ワシントン出演作に外れなし!と攻略に勢いづいてきたところで思い切りすってんころりんしてしまった悲しみ。
それが原因で世界が一旦滅びたんだったら、そのまま葬り去ったほうがよかったんじゃなかろうかなんて思いつつ。
うーん。。。
でも、デンゼル・ワシントンだしなぁ。
そうだよ。
デンゼル・ワシントンなんだよ!
つまり、あれだ。
これは、西洋文明全部をアルカトラズ刑務所に放り込んだということなんじゃないのかな?
最後の一冊も一言ももらすことなく無事に刑務所入りを果たしましたよーみたいな。
記憶もイーライとともに消滅するわけだし。
読み聞かせも頑なに拒んでたしな。
もしや、シェイクスピアやらなんやら西洋文明とか聖書とか支配するための手段だったんだって断罪したってことなの?
古びたというか呪われた固定観念からときはなたれて、人として大切な信念を胸に抱いた若者によって新しい世界はつくられるという希望的な???
そういったゴタゴタはおれらの世代が全部もっていくから!みたいな???
デンゼルさん、プロデューサーもやってるし...案外そうなのかも。
うん。
おれはデンゼル・ワシントンを信じるよ!(←俄かファンのくせによ)
追記 (1/19 2021) :
メイキングを見ると宗教意図は一切なかったと判明。あの本は別に聖書でもコーランでも経文でもなんでもよかったそうだ。要は人の”信念”が生き延びるための力を与える的なことが描きたかったとか。あとデンゼル先生がプロデューサーっていうのは、この作品が特別ということではなくてしょっちゅうこの脚本ならこの監督がいいかもーとか、この役柄はあの俳優さんがいいかもーというアイデアを出しまくっていて「それってプロデューサーがやらなきゃいけないことだからプロデューサーとしても名前乗っけときなよ」とかって言われたからなんだそうな。ちなみに「この役にはこの俳優さんがいいんじゃない?」とか「この俳優さんが相手役なら面白そうだなー」とかってアイデアはデンゼル先生imdbを徹底的に調べてそこから着想を得るんだとか。自分で自分のこと「imdb proマスター」と呼ぶほどImdbを使いこなしているらしい。
あとデンゼル先生はこの映画のスタントも全部自分でこなしていて、ホテルのロビーの「格闘シーンはノーカットで撮ったとか。スタントコーディネーターの人がデンゼル先生の記憶力の良さをすごく驚いていて、覚えが早いし、フォトジェニックメモリーですごく記憶力がいいと。あとは圧倒的演技力でめちゃくちゃサマになるんだとか。
デンゼル先生がなんでもかんでも自分でやりたがるというのかといえば全然そんなことはなくて、「アンストッパブル」で80キロで走行中の列車の上を走らないといけないことになって高所恐怖のデンゼル先生はめちゃくちゃ嫌がったとか。で、クリス・パインのスタントを自分がやるからクリス・パインに列車の上を走ってもらってくれとトニー・スコット監督に言い出したものの「それだと車から列車に飛び移るスタントがあるぞ」と言われ、渋々列車の上を走ったとか。特典の対談で「怖がりなんだ」ってしょんぼり告白してるデンゼル先生を「君だけじゃないよー」と慰めてあげる監督が可愛かったですよ!
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️/5
🍅: 47%