ホーム・センターで殺しに使った道具はくれぐれも商品棚に戻さず買取でお願いします。
ホーム・センターで働きながら、周囲の若者たちに対して優しい心配りをみせるロバート。夜はダイナーの決まった席で本を読むのが習慣。そこでもロバートはその店の常連であるアリーナという少女のことを気にかけていた。アリーナは歌手を夢見ながらも、ロシアンマフィアの娼婦として働くしかない日々に疲れ果てていた。ある夜、アリーナがひどく殴られ入信したと店のマスターからきかされたロバートはついにある決心をする。
ロバートは元CIAの工作員で所謂ブラックオペレーションを専門に請け負っていたと思われる、凄腕の工作員というか戦闘員で、CIAから逃れるために死を偽装して潜伏していたようなのだけれど、町でマフィアや汚職警官の圧力に苦しめられている人たちのために再び戦いに身を投じる...ってDCかマーベルコミックのが原作の映画なのかなと思ったけれど、1985年〜1989年に放送された「The Equalizer」というドラマのリメイクということだった。
デンゼル・ワシントン出演作品攻略の一環で視聴。
これまではどちらかというと哀愁ただようコロッとしたおいたんという雰囲気だったのに、急にシャープ。でも踊ったりすると、おなじおちゃめさがにじみ出ていたので、「やっぱりこの人がデンゼル・ワシントンでいいんだよな」と (←一瞬確信が持てなかったヤツ)。
この映画で4作目だけれど、役作りのこだわりぶりをみるのが楽しくて、すっかりハマっている。
それにしてもロシアンマフィアの手広さが恐ろし過ぎる。
麻薬を密輸してくるのは誰なのかっていう話が「Boyz n the Hood」や「Hip-Hop Evolution」でも出てきていたけれど、そうかこういう連携なのかぁ...と。
そういえば 英国ドラマ「Peaky Blinders」でもヨーロッパからアメリカに進出していたなぁとか。
ロバートおいたんがとんでもなく強いのはいいんだけど、ホームセンターの商品を殺しにつかって、そのまま商品棚に戻すのだけはやめてほしいと心の底から思った....。
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️/5
🍅: 59%