NYの地下鉄をハイジャックされ、運行指令室でたまたまペラム123号が駅でもないところで停止していることに気がつき、事情をきこうと交信したガーバーはハイジャッカーのリーダーのライダーに変に気に入られてしまい、交渉相手に指名されてしまう。
もともとは小説が原作で、映画も1974年と1998年に作られており、そのリメイクということらしい。
ハイジャッカーのリーダーの容赦ない感じと裏に何かありそう感がのっけからすごくて、「これどうなるの??」と速攻でつかまれてしまった(オープニング・クレジットが長すぎて心が折れそうになったことはナイショ)。
全般的にスリリングで主人公のガーバーが無事にお家に帰れますようにとひたすら願いながら見る感じ。
しかもあの状況下でハイジャッカーとの共謀を疑われるって、そんなぁ!
そしたら賄賂疑惑とかでてきて、いろいろ含んでいる感じだったのが、この先にどんな結末が待っているのかと興味をひっぱられた。
しかし、銀行から身代金を受け渡し現場に運ぶためのパトカーと白バイのみなさんの交通事故り方があまりにも凄まじくて、ちょっと引いてしまったかな...。
急いでいたのはわかるけれど、いくらなんでも...事故りすぎというか。
もっとマシな運送方法はなかったんだろうかとか、必要な所要時間を割り出して、ちゃんと説明したら理解してもらえたんじゃなかろうかとか。
でも、ライダー達にとって身代金がはした金なら、関係ないのかな。
ライダーがウォール街崩れってわかったあたりから、なんだかもやもや感がわいてきて、この映画の行きたい先がなんだかよくわからなくなってきた感もある。
なんだよ、こいつウォール街野郎かよー!って感じで。
市長も結局なんともならなかったのもなんか悔しいような。
でも今日をどうにか生き残った。それが大事なことなのかもしれない。
いらぬ疑いをかけられたり、あの状況下、一味と勘違いされて誤射される可能性だってめっちゃ高かったし。
あんだけいろんなことがあったのに牛乳忘れなかったのはガーバーえらい!
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️/5
🍅:51%