先日「All Day and a night」という映画をネトフリでみたのだが、これがなんというかとっても「Baby Boy」な感じで、20年間経過しても何も変わらないということなのかとちょっとショックを受けて、で、監督のライアン・クーグラーが脚本も書いているのだけれど、生まれ年をみたら1980年。ということはあのなかで育ってきた人なんだなと、それで既視感を覚えた感じだったのかしらと思ったのだけれども。
その後で「Sorry to Bother You」をみて、これまた強烈な映画だったんだけど、舞台になっていたのがオークランド。ふと「All Day and a night」の舞台もオークランドだったなぁと。
最近ネトフリで「Atlanta」というブラック・コメディをみて、すごく衝撃を受けていたのだけれど、ああ、本当に自分が何も知らなかっただけなんだなぁと。20年前と変わらないことが生々しく現在も起こっているわけだ。
「All Day and a night」の感想を書き変えようかともおもったけれど、でもまぁそのままにしておくことにした。
昨日のインスタグラムのタイムラインは2月にジョギングをしている最中に殺害されたアフリカン・アメリカンのアマード・アーベリーさんのことで溢れかえっていた。アマード・アベリーさんの誕生日で本当なら26歳になるはずだったと。
Unfortunately, the world hasn’t changed enough to make the movie irrelevant.
- Boots Riley
そういえば、オークランドを舞台にしていた「Blindspotting」も今もう一度見直したらとんでもなく印象が変わりそうだ...。「ワイスピ」みてなかったら知らないままだったのかなぁ。てか、私って「ワイスピ」見る前は目を開けたまま寝てたんだろうか???ってな気分になるぐらい最近ガツンとやられっぱなしだ...。