ギャングスタ映画あるある満載ということで。
映像や展開のそれっぽさに着目してみる分にはそれなりに楽しく見られた。このジャンルの映画にもっと精通していればもっと楽しくみられたんだろうなと思う。
思いがけずジョヴァンニ・リビシが出ていたのも嬉しかった。
だからジョヴァンニ・リビシに死にフラグがたった時、ボスのIQの足りなさぶりにとても腹が立ってしまって...。
マフィアをやっつけるのに法なんか守ってられるか!という本部長の命令で”令状取らずにマフィアを叩き潰す部隊”が結成。
その部隊を率いるボスが正義感に満ち溢れた人なんだけど、作戦がとにかく雑。
下調べというのをしないのか。
法もまもってくれないミッション・インポッシブルのような任務に人を駆り出す割に作戦がザルすぎて、いきなり捕まってるし。 鳴り物入りでメンバー集めシーンやって、いきなり捕まるってどうよ!
若いメンバーが「この作戦ちょっとやばいですよ」と忠告しても聞きやしねー。
結局民間の人たちにも被害がでてとんでもないことになっちゃうし、唯一家族持ちだったメンバーのジョヴァンニ・リビシは殺されちゃうし。「自分たちもギャングと変わらない」って疑問をもったのもこの人だったのに。
楽隠居してのんびり浜辺で幸せになってんじゃねーよ!とつい思ってしまった。
いやまぁ、奥さんとか赤ちゃんが無事で本当によかったんだけど...さぁ...。
それにしてもこの映画に出てくるLAの全てを自分のものにしたがるマフィアのボスミッキー・コーエンって実在の人だったという驚き。
LAとんでもなく物騒な街だったんだなぁ。
シカゴも怖そうだけど。
シカゴとLAの間で抗争って距離めっちゃ離れてるのに不思議...。
私の好み度: ⭐️⭐️/5
🍅: 32%