So Be It

映画の観方と楽しみ方を勉強中。ネタバレを含んでいますのでご注意ください

「ワイルド・スピード X3: Tokyo Drift」- ジャスティン・リンは諦めないの巻。

 ちょっと興味深いサン・カンのインタビュー記事を見つけました。

 2006年6月4 日にアップされたものです。

 

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 ジャスティンが「The Fast and The Furious」の監督を引き受けるときめたとき、サン・カンをキャスティングするためにとった戦略です。

 当初脚本にはショーンを導くメンター役は存在しませんでした。

 そこでジャスティンはオーディションでサン・カンにショーンのセリフを読むようにいいます。しかしスタジオ側は主人公は白人であることを望んだそうです。

 サン・カンはメインの悪役として準備するように言われますが、ジャスティンはサン・カンにファレルというキャラクターのセリフを読むように言います。

 ファレルというのは当時の脚本に存在したキャラクターで、とても小さな役だったのですが、とんでもなくカッコイイキャラクター。

 美女をはべらし、とんでもなくカッコイイ、アメリカン・アフリカンを想定して書かれたキャラクターです。

 じつはオーディションの前夜、ジャスティンから電話がかかってきていて、ファレルも演じられるよう準備しておけと言われていたそうです。それをきいたとき、サン・カンは「どういうこっちゃ???」とすごく緊張したそうです。

 そして本番、サン・カンはそれがジャスティンの戦略であったことを知るわけです。  スタジオ側にサン・カンのために新しいキャラクターを脚本に加えることを認めさせたのです。

 というわけで脚本に新たにハンが加わることになりました。

 スタジオ側はその改変を認めましたが「君、これは何かの冗談だろ? こんな役をアジアン・アメリカンにこなせるはずがないだろー」というリアクションだったそうですが。

 これって、ジャスティンの粘り強さ、頑固さ、諦めなさを表すいいエピソードだなぁって思ったんです。

 で、ええ、なんとなくタイリースの影響を思ったんです。

 元々ジャスティンはアジア系の描かれ方が気に食わないと監督の話を断ろうとしていました。

 しかも「Annapolis」の撮影現場でタイリースの目にとまるほどのぷんすか💢ぶりで。

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 タイリースが体験した話でジャスティンは引き受ける気持ちになったわけですが、何を話したかについては特に語られていなくて、「The Fast and The Furious Directed by Justin Lin」って書いた紙を渡したってことしかわかんないんですが、あのプロダクションの中には味方がいるという話をしたんじゃないかなぁなんて。

 ニール・モリッツですよ。この人って「The Fast and The Furious」の影のガーディアン・エンジェルですね、たぶん。

 

 実はどうも腑に落ちないなぁと思っていることがいくつかまだあって。

 その一つはヴィン兄さんのTokyo Driftのカメオ出演なんですが。

 ジャスティンの話だとTokyo Driftのラフカットをヴィン・ディーゼルに見てもらって、そしたらヴィン兄さんが承諾してくれたとなっているんです。

 ドミニクとハン、ショーンが接点をもつことで3部作の輪が閉じると考えて、「お金は全然ないけれど」と話に行ったというんですね。このインタビューは見つけたんですが、監督を引き受けた時に一応みんなに無理だと言われたけれどヴィン・ディーゼルの家にプロデューサーと一緒に話にいって「ドラゴン&ダンジョン」の話をプールサイドで語り明かしたという話ているので、思いついたジャスティンがヴィン兄と連絡できても不思議はないなと。体当たり交渉はジャスティンの十八番みたいなものなので、たぶん本当のことなんじゃないかとみているんです。

 ところが、大方の見方ではToky Driftをみたスタジオ側がDVD直行便だと判断して、それを救うためにヴィン・ディーゼルにカメオ出演してほしいと頼んだと。で、プロデューサーになることを条件に承諾したとかどうとか...。

 でもそれじゃあ、スタジオ側は3作目をDVD直行便と決めときながら4作目を視野にいれていたことになっちゃう。当時のはやりはトリロジーだったから、スタジオ側も3部作いっとこうという感じだったとして、それで終わりのつもりだったんじゃないのか。

 あとポール兄さんのマネージャーさんが言ってたことも気になる。マネージャーさんの話からすると、まず最初にポール・ウォーカーにカメオの話がいったってことになる。で、兄さんが断ったからヴィン兄さんが出ることになったって、これもなんだか妙な話で。だって、スタジオ側はそもそもヴィン兄さんに出てくれーって躍起になってたんじゃないのか。

 でもまぁポール兄さんのマネージャーさんが嘘をいう理由は全然ないし(しかもポール兄さんに逃げられまくっていたっていう話の流れで出た話だしなぁ...)

 

 まぁ、ちょっと気になってしまってるんですが。

 エンタメ系だとフェイクニュースなんてもう日常茶飯事すぎるし、すりあわせてみたら話とか時間がぜんぜん合致しなかったりして。

  Imdbとかwikiもちゃんとプレプロと撮影期間とポストプロダクションの日時きっちち書いといてよー!

 カチンコの日付確かめようと、無駄な一時停止まで試みちまったじゃないか(←あほ)。

 

 

 そういえば全然関係ない話なんですが「Making of the Fast Franchis」っていうiTunes Extraの特典についているんですね。これって1作目〜3作目の成り立ちを紹介して、4作目が始動してまっせーという16分ぐらいの特典映像でして、それの最後の方にヴィン兄さん、この映像クルーに「期待しとけよー」とかっこつけてコメントしているんですが、その後ろに「Fast & Furiosu」の砂漠のロケ現場が見えておりまして。

 で、ヴィン兄さんがちょっと動いた時に、止まっている車の前に誰かがベターンとこちら側に足向けて倒れているのが見えたんですね。で、むくっと頭だけ起こしたのがポール兄さんだったという。遠くともわかる。「まだかよー💢」な空気。それで、これってブライアンが撃たれて倒れているところにドミニクが駆け寄るシーンの撮影しようとしているところでヴィン兄さん、この特典の撮影してたのかーと。本当に数秒のことなんですがもうおかしくておかしくて。なんてこの二人っぽいんだと。

 

 

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おおー、gifをアップできるとは知らなかった!

スマホからも見えるのかしら?

見えるといいなー。(見えたー!)

 

※参考記事:

「The Fast and the Furious: Tokyo Drift 」http://richard510.narod.ru/Text/Text2/Arti.htm