殺し屋の女が子持ちの男を殺してしまいその子供の行く末を心配しつつ自分もカタギになろうかなぁと考え出す。
ネトフリさんが勧めてくるまま視聴。
組織の殺し屋メアリーが颯爽とターゲットの男を殺す。だって殺し屋ですから。
殺してしまってから、男に幼い息子がいることを知り動揺。
1年後、ダニーという名のその少年は「アンクル」という名のボスが仕切る犯罪組織の子飼いになっており、麻薬の運び屋をしながら生きていた。ある日、空腹すぎて路上で意識を失ったダニーをメアリーが家に連れて帰る。
とりあえずあっという間にここまでの説明が終わったので、要はメアリーとダニーの間に信頼関係ができあがっていく様子を楽しみつつ、ダニーが真相をしったらどうなるかハラハラとその瞬間を待てばいいんだなと解釈。
あまり精神的やられる映画は見たくなかったし、無駄にグロい映像も目にしたくないし、という気分の時に見るにはちょうどいいかなと。
88分なら、まぁ、「なーんだ」な映画でもいいやってな感じで。
うーん、よっぽど予算と時間がなかったのか。なにかもっと大人の事情があったのか。間違いなく撮影時間はなかったのだろうなと。
最初はシナリオが残念なパターンの映画かぁと思っけれど、たぶんなんかもっと深刻というか重症だな...みたいな。
撮影できる期間がよっぽど短くしか取れなかったんだろうなぁというのはもう疑いないことだと思うのだけれど、いやでもねぇ、「Tammy and T-Rax」みた後じゃ、それでもその気になれば面白い映画はとれるってことがわかってしまっているから、となると、この映画に足りてないのは...というか、なんかもういろいろと諦めた...とか?
まぁ、発注を受けた映画は締め切りまでに納品せにゃならんわけで。
メアリーとダニー少年はいい感じだったのになんかもったいない。
そういえば三十郎氏さんが「90分切ってる映画は危険」というようなことを書かれていたなと思い出す....。
追記 : コメントで三十郎氏さんが三十郎氏さんにとっての黄色信号の基準「80分」と教えてくださいました!
「一般的に90分タイプと120分タイプの映画に分けられると思うのですが、「短い映画」の基準よりも10分以上短いのはなにかしらの訳ありではないかと」
今後の映画を見る時、見終わった時に考える一つの目安として心に留めておきますー!
私の好み度: ⭐️⭐️/5
🍅: 28%