「スーパーナチュラル シーズン15」の感想です。 スポイラーにご注意ください。
チャックの物語のヒーローから格下げとなったディーンとサム。チャックの恩寵(?)が消えてしまったため、なにもかもがすっかり普通の状態に。ザムは風邪をひき、ディーンは虫歯に。ベイビーはエンストを起こすし、なにもかもがふんだりけったりな展開にしかならない。
普通になったというよりもそれ"以下”に。チャックの物語の主人公でなくなったからって、沸騰している鍋を素手で持つとかありえないだろう、サム。それとも今まで平気だったのか???
ピッキングもできなくなった。虫歯に風邪にって、それでいくとディーンは今後ぶくぶくに太っていくんじゃないだろうかと不安になる。 ジョン・パパにハンターとして厳しく鍛えられたんじゃなかったのか。 すべてはチャックの物語の主人公だったおかげというならディーンはシーズン1か2で感電した時に死んでるってことじゃないのか。
いや、めちゃくちゃ面白かったんですよ。
スパナチュといえばこの振り切れたおバカエピソードもお楽しみの一つですから。
でもでもファイナルシーズンで残り話数も減ってきているというのに、こんなことしている場合なのかというか....せっかくウィンチェスター兄弟やキャスを一緒にみられる最後の機会なのだからもっと濃厚なドラマが見たいと思うのはワガママすぎる望みなのでしょうか。
まぁ、どのシーズンも残り5話ぐらいで畳み掛けてきて怒濤のように泣かされてきたというパターンなので今回もそういう感じなのかな。
なんだかどこに向かって終わろうとしているのか。
このノリだと実はやっぱり”ドラマ「スーパーナチュラル」ワールドでの話でしたー!お疲れ様ー!"とかやられそうで怖い。
天国電力問題とか天使が足りてない問題とか。 拗ねた神様をどうするんだ問題とか。 キャスとエンプティの取引はどうなるんだとか。
...エンプティとかって空っぽのスタジオ映すのとかやめろよ。
あ、今回はガースが再登場! やっぱり再登場というからにはこのくらい関わってほしい。 ガースの回はすごく満足だし、ガース、なんかすごくカッコよくなってた。
それともおかしなことになっているのは実はやっぱりあの墓場でサムがチャックを撃った瞬間から世界は動いていないとかなんかそんな感じなんだろうか。
マルチバースな世界を見せられてるとか???
....やっぱりどこに向かっていっているのかわからないー。
Garth: Who did you guys piss off?
Sam: God?
Gertie: I'm sorry? What?
Sam: Yeah.