Peacky Blindersの脚本家の映画にMatthew McConaugheyがでるときけば、期待値が跳ね上がるのはもう自然の摂理と申し上げたくなる感じなのですが。
ええっと。 ちょっと不思議な映画です。
不思議ちゃん映画というか。
そもそも見はじめてからしばらく映画のジャンルがよくわからなくて。 映画にジャンルなんてあってなきが如しなのはわかっていますよ。 でもねぇ。
主人公はとあるマグロを釣ることに尋常でない執着をみせているんですね。 マグロですよ。なにやら特別な思いれがあるようで、釣り船でお客さんを乗せているにもかかわらず、そのマグロが登場したら、お客さんぶん殴ってでも竿を渡しゃしないんですよ。 700万ドル払ってのその仕打ち。 まぁ、そういう話(?)かと思ってみたら、なにやらまた不思議な方向へ。 ミステリーなのか、それともそれとも? 「これはもしやサメ映画なのか?襲ってくるのか??」とまで疑いましたからね。
で、まぁ、「ああそういうことかー」と一旦腑に落ちはするものの、そこから「いやでも...あれ?」みたいなことになって、「ああ...まぁ良かったのかなぁ...。いやいやでもさ、それは...」とツッコミかけて「...まぁ、いいか」とあほらしくなってやめるというか。
それでもまぁこの不思議ちゃん映画について監督はどう思っているのか気になって、さっくりインタビューを読んだら、「数年前にマグロの釣り船にのったらそこの船長が観光客に対してとても気持ち良く接してくれる、いい船長だったんだけど、魚が釣れた途端豹変してねぇ。魚への執念がすごいんだよ。もう客のことなんか存在しないみたいな感じになってね。どんな人生を送るとこんな風になるんだろうかって思ってさ...」が、発端だったそうな。それから、他のことで監督が経験したこと感じたことを加味すると、こうなりましたと。
確かにその通りの映画だったので。 うん。 まぁ、作りたい映画を作ったならいいんじゃないでしょうか。
私の好み度:⭐️⭐️/5
🍅:20%