ほとんど根性だめしでの視聴
無駄に汚いし下品だから全然好きじゃないんだけど、ことごとく“disgusting”ねらってきていて、その点できちんと目的を果たしてるので後は好みの問題になってくるのかなぁ。テンポも悪くないので“いちいち汚い”ことを除けばまぁすんなり見てしまえる映画。(←睡魔と闘わずに見られる映画というだけでポイントが高くなる今のワタシ)
見る人が不快になってくれれば作り手の計算どーりって感じで。
タブーと、ドラマや映画でありそうなシリアスネタをことごとく皮肉って、”なぜこんなものが映画になったんだ....?”ということ自体も皮肉って映画にしたのか...?と思わず思ってしまうような...。
自分の絵が売れてお金ゲットして銀行に駆け込むとき、車にサメの人形がくくりつけられてたから、”スタジオが映画に予算を出す基準の不思議”的な皮肉りもあったのかなぁ。
これだけ破壊的な下品ギャグを並べつつシナリオが破綻してないあたりで、うっかり何かあると思わせてしまう....ところがくせ者な感じ。
まぁ、大して拒否反応がでなかったのは先に”ひどい映画“ときいていたのでそのつもりで見たからというのもあるかもしれない。
知らずに出くわしたら、見たことを記憶から抹消したいと思うような気がする。ネタが汚いんだもん。でもここ最近”プリーチャー”でゾウモツ系(?)にもだいぶ慣れたというか...。
インタビューを読んだら、劇中にでてきた内視鏡手術の映像は監督(かつ主演)当人がガンを切除した時のものだとか。ヒッチコックみたいにカメオを果たしたそうなのだけど...。
あー、でもやっぱり記憶から消したいかも。
私の好み度: -
🍅: 10%