So Be It

見た映画やドラマでFilmarksにない作品の感想と覚書。時にネタバレを含んでいますのでご注意ください。

スタートレックIII ミスター・スポックを探せ! (Star Trek III: The Search for Spock)

 前回の「スタートレックII カーンの逆襲」のまんま続きである。

 

 自らを犠牲にしてエンターシップ号を救ったスポック。

 カークたちはスポックの棺をジェネシスによって活性化しつつあった惑星においてくるが、地球に戻ってみて遺体を引き取りにきたスポックのお父さんに怒られる。 なんでもバルカン星人は死んでも魂は生きているらしい。

 スポックは死ぬ前に自分の知識をマッコイに移しており、あとは遺体さえあれば蘇らせることができたのにー!ということで、カークはスポックのお父さんにスポックの遺体を回収してバルカン星に送り届けますと約束する。

 しかし、エンタープライズ号は製造年から20年経っており、解体されることが決定していた。しかもジェネシスを使った新星は政治的にややこしい問題が絡む場所なので近寄ってはならないと釘をさされるが、そんなことカークの知ったことではない。  

 昔の仲間たちの手をかりて、エンタープライズ号でスポックの棺を回収しに新惑星向かう。  

 新惑星には調査のため科学者を乗せた船が停泊していたが、ジェネシスの力を手に入れたいクリンゴン人に撃墜されてしまう。

 

 またもや睡魔との戦いながらの視聴となった。

 睡魔が凶暴化しているのはスタートレックをみると反射的に眠くなる体質になったんじゃなかろうかとちょっと心配している。

 まぁ、それはともかく。 カークが新惑星に到着するあたりまでは、もう眠くて眠くて。 いろいろなことはそれなりに起こっているのだけれど、眠さが勝る。

 見た時間帯が悪かったのかもしれないが、どうだろう。

 前回は大勢の命を救うためスポック一人が犠牲となり、今回はスポックを一人を助けるため、結構な人数が犠牲となった。

 スポックさん愛されてるねーとしか。(でなければ前回は”スポック死す!”を、今回は”スポックは死んでなかった!””さらばエンタープライズ号!”と番宣コピーありきで生まれた設定としか....)

 カークは息子を殺され、ついでにエンタープライズ号も自爆させる。

  えーっと、新型船が似たような形なので、かまわないのかもしれないんですが、これ往年のファンさんには大事件なのでは? あのエンタープライズ号が!!!的な。

  記憶を取り戻した時のスポックさんのリアクションの薄い感じがなんともかんとも。これがカークとスポックの友情の醍醐味なのか。たぶんそうなんだろう。 カーク、地球に戻ったら反逆罪とかで軍法会議にかけられちゃったりしないのかとほんのり心配しつつも、まぁ、スポックさんが無事に蘇ってよかったよね...。

 

SPOCK: My father says you have been my friend. ...You came back for me.

KIRK: You would have done the same for me.

SPOCK: Why would you do this?

KIRK: Because the needs of the one ...outweigh the needs of the many.

SPOCK: I have been ...and ever shall be ...your friend.

KIRK: Yes! Yes, Spock.

SPOCK: The ship. ...Out of danger?

KIRK: You saved the ship, ...You saved us all. Don't you remember?

SPOCK: Jim, ...your name is Jim.

KIRK: Yes.

 

私の好み度: ⭐️⭐️/5

🍅:  80%

www.rottentomatoes.com