いろいろ斬新で、かなり面白かった。
タイムマシンを悪いやつらが死体処理に利用するって、なんかタイムマシンのそういう利用法って考えたことなかったので、はじまってすぐにぐっと興味をひかれた。
で、結論をいえば面白かったのだけど、なぜが感じずにはいられない、"ああー、おしいところまでいってたのになぁ”っていう残念感。
先がまったく読めずとても面白かったし、どこに向かおうとしているのかも中盤こえてもなかなか見えてこなかった。
焦点がややブレしまくったせいで、ふった伏線がうまく響いてこないもどかしさ。
いろいろ盛り込みすぎたのが敗因なのだろうと思うのだが、とはいえ、点と点をうまく繋ぐ線を見つければなんとかなりそうなポテンシャルもあって、ううーん。
でもやっぱり盛りすぎかな。あぶり出したいことを絞りきれないまま出来上がってしまった感じ。
世界観とか面白かったからなんかもったいない。連ドラとかでもう一回トライしてみてほしいような。一瞬原作小説でもあるのかと思ったのだけど違った。やっぱり盛りだくさんすぎて、焦点を絞りきれなかったのが敗因かな。どれも旨味たっぷりだったから、絞りきれない気持ちもわかる。
ああ、なんだか感想までループしてしまった。
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️/5
🍅: 93%