というわけで第1作目をもう一度みてみる。
"My king" とボロミアが口にするシーンは何度見ても泣けてくる。フロドとアラゴルンの別れのシーンも大好き。そこでお別れなんて切ない!でもこうやってフロドを行かせることができることこそがアラゴルンの強さなんだともよくわかってたまらなくなる。ラストに泳げないサムがフロドを追いかけていくシーンも泣ける。てか、あの長台詞は絶対になく。ガンダルフがアラゴルンに"皆を導け"と言ってバルログと戦うシーン。ガンダルフが岩底に落ちていくのをどんな思いで見送ったんだろう。アラゴルンは自分が祖先のように指輪の誘惑に負けてしまった時はガンダルフにとめてもらいたいと思っていたはずだ。でもしっかりしなきゃって自分を奮い立たせて、皆を率いていくのがまた痛々しいっていうかさ!アラゴルンがフロドを逃がすためウルク•ハイ引き入るオーク軍団に1人で立ち向かっていくシーンも鳥肌たつほどにかっこいい。生き残れるなんて全然思っていなくて、本当はフロドを守って最後まで送っていきたかったのに自分がフロドの敵となってしまう可能性やフロドが背負っていく責任の重さとか、もういろんなことが心中渦巻いていて、少しでもフロドの負担を減らす思いで戦いに身を投じていったんだと思う。ロード・オブ・ザ・リング・トリロジーの中ではやはりこのフェローシップの人間臭い感じが1番好きだ。
冒頭のガンダルフがビルボを訪ねてくるシーンもも美しくどこか懐かしい感じがして、2人でパイプ草ふかしてるシーンだけでもジンとくる。
見るたびにボロミアが指輪に翻弄される姿に悲しくなるし!本来面倒見のいい気のいい人なのに。(今ならショーン・ビーンってだけで死にフラグ察知できるけど、はじめてみた時は”殺され上手俳優さん”として有名だなんて知らないしさー)
アラゴルンが無鉄砲に敵に向かっていくのにもいつもハラハラさせられたり。世界の命運はフロドにかかっているけれど、でもアラゴルンが生き延びて王として帰還を果たすことも重要ファクター。それを振り払おうとするみたいに無鉄砲なアラゴルンがかーっこいいんだぁ!(はいはい)
何度見ても色褪せることのないよい映画だと思う。というか、私は何度見ても熱くなれます。はい。
Aragorn: I swore to protect you!
Frodo: Can you protect me from yourself?! Would you destroy it?
The Ring: Aragorn...Aragorn…Elessar...
Aragorn: I would have gone with you to the end, into the very fires of Mordor.
Frodo: I know. Look after the others, especially Sam. He will not understand.
Boromir: Frodo, where is Frodo?
Aragorn: I let Frodo go.
Boromir: Then you did what I could not. I tried to take the Ring from him.
Aragorn: The Ring is beyond our reach now.
Boromir: Forgive me, I did not see it. I have failed you all.
Aragorn: No, Boromir, you fought bravely! You have kept your honor.
Boromir: Leave it! It is over. The world of men will fall, and all will come to darkness… and my city to ruin.
Aragorn: I do not know what strength is in my blood, but I swear to you I will not let the white city fall, nor our people fail!
Boromir: Our people? Our people.
Boromir: I would have followed you my brother, my captain, my king.
Aragorn: Be at peace, son of Gondor.
Frodo: I wish the Ring had never come to me. I wish none of this had happened. Gandalf: So do all who live to see such times but that is not for them to decide. All you have to decide is what to do with the time that is given to you.
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️/5
🍅:91%