シネマ一刀両断様のレビューを読んでとても面白そうだったので、探してみたらネトフリにあったので視聴。
映画の前半はむしろシネマ一刀両断様のレビューで読んだ方が面白いなぁという印象で、モキュメンタリーならではの面白さはそれなりにあったものの、ちょっと眠くなったりもしていた。
どうにも痛々しさというか気の毒さの方が勝ってしまって、笑い転げるというところまでいかなかった。むしろ、バンドって大変なんだなぁと苦いものを感じたり。あまりの残念感に関係ないのにいたたまれない気分になってしまったり。
後半になってくると知らぬ間にバンドの面々にだいぶ感情移入してしまっていたようで、バンドが仲間割れして、どんどんと落ち目になっていくなか、ケンカ別れしていたリード・ギータであり幼馴染でもあるメンバーが戻ってきて〜というくだりは本当にほっとした。”ステージにあがってこいよー”なシーンは、なんだか普通にいい友情ドラマを見たような気分になっていて、なんだかちょっとした感動のようなものもあったり。はたからどう見えようとやりたいことをやりたい仲間とやっている状態は幸せなことなのかもなぁなんて、ほんわかしてしまった。
で、日本で奇跡の復活......というところで日本でヒットするっていうのはどういう受け止められ方何だろうと好奇心がくすぐられた。いい意味というよりはやっぱり皮肉なオチ...なのかなぁ?
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️/5
🍅: 95%