人間が人間として普通に生きることがこんなにも命がけで大変なことだったんだ...
と、まず自分の無知さ加減に愕然とする。
未だに尾を引いて諍いの元になっていることも多々あると考えれば、これまでどれほどの辛酸をなめながら“権利”を獲得してきたのだろうと思うと、こうべを垂れる思いしかない。
アメリカという国を知る上でもとても手がかりになる映画だった。共和党、民主党、銃についてなどなど自分が誤解していたと思うことや、腑に落ちたこと。逆にどういうことだろうと疑問に思うことなど色々刺激をうけた。
とても上質な歴史の授業を受けたような、いろいろと考えるきっかけをくれた映画だったと思う。ほんとうにあっという間なので、贅沢なのはわかっているが、もっともっとじっくりたっぷり見たいと思った。
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️/5
🍅: 46%