主人公たるお父さんが登場人物の中で1番ホラーな存在だったような...😅
とにかく手段を選ばない。そして信じられないぐらい強い。元CIAの特殊工作員だけど、離婚した奥さんとともに暮らす娘さんの側にいたいからキャリアを捨てたお父さん。元奥さんの再婚相手はお金持ちで、娘さんも何一つ不自由してない。
冒頭での娘さんへの誕生日プレゼントの一件で哀愁漂わせまくっていたお父さんだけど、娘がパリで人身売買の組織に誘拐され、96時間以内に見つけないと望みはないという状況下、お父さんの前に立ち塞がろうものならもう命はない。
相手は極悪非道な犯罪者ばかりだったとはいえ、もはや"お父さんに逆らったらあかーん!逆らったらロクなことにならへんでー!"と思わず敵役のみなさまに忠告したくなってくる。
リーアム•ニーソンがとにかくかっこいいし、最強で最凶。ジェイソン•ボーンもお父さんには負ける。お父さんの逆鱗には絶対触れてはいけない。"助けに来てくれたのねー"とお父さんに駆け寄る娘さん。無事で良かったとホッとするよりも、お嬢ちゃんのおかげで死屍累々だからと思わず遠い目をしてしまう。でも、一気に駆け抜けるようなスピード感と怒涛のアクションで中だるみする間も無く、スカッと楽しめた。
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️/5
🍅:58%