うへい。もともとホラー映画が大の苦手なのに見てしまった...
特に血みどろスプラッターが苦手なのだが、この映画も相当な勢いでスプラッターというか血みどろというか、もはやホラーの見本市。
詳しくないので断言はできないがお約束設定てんこ盛り、ありとあらゆるホラー系化け物やら幽霊やらが網羅されていたのではなかろうかと思うぐらいの怒涛の化け物攻撃。バケツをひっくり返したかのごとくスプラッターが全力で投入され、ある意味壮観。こんなに手の内を晒して大丈夫かというくらいホラーの様式を見せてもらったというか。
恐怖を味わうことになる5人の大学生を上からというか、そのように導いている研究施設のような存在。ここの役割が気になるのと、この研究所に場面がうつるとホラーというよりはコメディ色が強くなるおかげでホラーが苦手な私でもなんとなく見続けることができてしまった。この研究施設職員の会話がなんとなくホラー映画を作っているスタッフの本音やら事情を聴いているようで、そういうオチなのかとも思いきや一応きっちり人類は滅亡するようだ。
これはホラー業界というか界隈を舞台にしたコメディなのだな。失敗していない最後の砦が日本とアメリカというのもなんとなくそういうことかとか。相当なホラー映画愛がなければできない映画だなぁと。あとは変な夢を見ないですむことを祈るばかりである。
私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️/5
🍅:91%